前回のバネ式糸鋸盤の切断能力差は
理解できましたか?
今回は同じカム式で切断性能を比較して見ましょう。
今までの改造した日立FCW40SAと同じカム式の
機種と比較してみましょ。
日本製でカム式は比較する機種がないので
ヘグナー1Eタイプの回転コントロール付きが
該当します。
でも、値段が13万円ぐらいするので値段の差は
10万円ぐらいあります。.
ヘグナーには欠点が多くあるのに日本では
なぜか?人気があるようです。
私はどうしてなのか?わかりません???
ヘグナーは値段が高額なのに糸鋸刃の取り付け
取り外しが他の機種より超~不便です。
中抜きに必要なフリーアームも無いので
細かい作業の取り出しは超~不便です。
値段が10万円以上するのにフトコロ寸法が
400ミリで日立FCW40SAの2万円と同じなのに
どうしてこんなに高額なの???
では、ヘグナー1Eタイプと日立FCW40SAを
性能比較して見ましょう。
ヘグナー1Eタイプ (13万円)
動力性能 100W
ストローク量 20ミリ
張力 強力
フトコロ寸法 400ミリ
スピードコントロール付き
日立FCW40SA (2万円)
動力性能 80W
ストローク量 19ミリ
張力 強力
フトコロ寸法 400ミリ
スピードコントロール付き
ストローク量の19ミリと20ミリは同じと判断してください。
このように比較すると違いは動力性能だけです。
当然、切断能力はヘグナーが100Wの動力性能
なので日立FCW40SAの80Wより切断能力は上です。
しかし日立FCW40SAはクイックレバーに変更したので
快適に糸鋸刃の取り付けが出来るようになりました。
振動はヘグナーが静かとは思いますが
日立FCW40SAも振動対策でタバコが動かないくらい
の状態のので低振動と言っても良いと思います。
インターネットでヘグナーの切断能力を凄いと
書いている人が多いのですが
どの機種と比較しての切断能力が上なのか???
多分、この点を多くの人が誤解していると思います。
前回の説明したバネの力の弱いバネ式糸鋸盤との
比較で切断能力が凄いと言っているのでしたら
それは、ヘグナーが切断能力があるのでは無く
カム式の糸鋸盤だから切断能力が良いだけです。
仮に日立FCW40SAの動力性能が100Wだったら
ヘグナーとの違いが???です。
まあ~こんな考え方をすると2万円の糸鋸盤で
超~お得な買い物をしたように思えるかもです。
組木工房所有のデフォルト糸鋸盤とヘグナー糸鋸盤
の切断能力は同じぐらいと認識してますが値段の差が
ヘグナーのフトコロ寸法500ミリだと
20万円以上になってしまいます。
デウォルト糸鋸盤は本体だけだと7万円ぐらいなので
13万円の値段の差があります。
デウォルト糸鋸盤が3台も買えてしまう値段の差は
どこにあるのか組木工房は今だに解りません。
ヘグナーは組木工房も好きな糸鋸盤で切断能力も
あり赤がカッコイイのですが値段が高額過ぎるので
1番最初に組木工房の選定基準から外れてしまった
機種で残念です。
組木工房の考えは方は
糸鋸盤は
ぴーっと張った糸鋸刃(張力)が
上下(ストローク量)に
力強く動いて(動力)いてば
良いだけなのです。
実際に木を切断しているのは糸鋸刃なので
1番重要なのは切れ味の良い糸鋸刃を
使用することと組木工房は思っています。
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