最近はここ10年の映画興行と、世界の映画産業のことを勉強していました。

いやはや、日本とアメリカの情報を探すのは容易いですが、
世界の情報となると、やっぱりその国の母国語で探さないと、
本当に欲しい情報って見つからなくて大変ですねあせ

今回気になったのは「映画人口」というものです。
映画人口とはつまり映画の総動員数で、映画を観た人の数です。
アメリカ・日本・フランス・イギリス・イタリア・ドイツ・スペイン
ロシア・韓国・シンガポールの世界10カ国の映画人口を比較しました。
データは2007年のものです。

アメリカ 総人口3億人/映画人口14億人/比率4.6倍
日本   総人口1億2700万人/映画人口1億6319万人/倍率1.2倍
フランス 総人口6357万人/映画人口1億7814万人/倍率2.8倍
イギリス 総人口5875万人/映画人口1億6242万人/倍率2.6倍
ドイツ   総人口8226万人/映画人口1億5200万人/倍率1.7倍
スペイン 総人口4420万人/映画人口1億1693万人/倍率1.8倍
ロシア  総人口1億4000万人/映画人口1億660万人/倍率0.7倍
韓国   総人口4800万人/映画人口1億5879万人/倍率3.3倍
シンガポール 総人口470万人/映画人口1558万人/倍率3.3倍

日本の総人口に対する映画人口はかなり少ないことがわかりました。
世界における映画産業マーケットシェアはアメリカの次といわれている
日本ですが、映画人口は低いという現実があります。
さらにアメリカでは2007年にトータル613本の映画が公開されましたが、
日本ではなんと810本の映画が公開されていました!!!!!
とても無謀な数字にさえ思えてしまいます・・・汗☆
日本の映画業界には映画人口を増やす&公開本数のコントロールという
とても重要な課題があるようです。

国際プロデューサーの井関惺さんがとある本で
「(アメリカ映画は)文化ではなく、文明になってきつつある。」
とおっしゃっていた意味がよくわかりました。

目指せ!映画人口3億人!
早速更新が止まっているんですが、
実は今、膨大な資料と格闘中ですあせ

興行収入からみる映画業界といいますか、とにかく数字やら
ジャンルやら国やら多方面から過去20年分くらいの様々な情報を
分析&自己流で統計をだしています。

先が見えない・・・汗☆
まだ2007年と2006年しかまとまっていないです。
1980年代までさかのぼるつもりなんですが笑
でもその資料がまとまった時には何か発見があるはず!?


ああ、なんか副業でできる翻訳とか通訳の仕事あったらいいなハート
英語も使いたいし、お小遣いも欲しいなあ。

ハリウッドには5大エージェンシーがあります。
ですが今年の4月にそのうちの2つが合併したので、今は4大です。

圧倒的に大手といわれているのが
Creative Artists Agency(略:CAA)というエージェントで、
映画やドラマのクレジットでも、良く見かけているはずです。
本社はビバリーヒルズですが、世界に支店を持っています。
社員は約170名でクライアントは約2600人。
ここのエージェンシーと契約を結んでいるのは
-ブラット•ピット
-ジョージ•クルーニー
-トム•クルーズ
-トム•ハンクス
-ショーン•ペン
-ジュリア•ロバーツ
-ナタリー•ポートマン
-ケイト•ブランシェット
-スティーブン•スピルバーグ
など大物売れっ子ぞろいです。
日本人では菊池凛子さんもこのエージェンシーと契約しています。
歴代興行収入トップ25の映画のうちの14作品の監督がCAAのクライアントで、
2009年度のアカデミー賞主要8部門受賞者の83%がCAAのクライアントという
独占的とも思えるマーケットシェアを誇っています。

次に大きいエージェントが今回合併をした
William Morris Endeavor Entertainment(略:WME)
William Morris AgencyとEndeavor Talent Agencyが元の会社名。
このエージェンシーも本社はビバリーヒルズですが世界に支店があります。
ここと契約している人は
-ラッセル•クロウ
-ロバート•デニーロ
-ダスティン•ホフマン
-スティーブン•ブシェーミ
-アンソニー•ホプキンス
-ジェシカ•アルバ
-キーラ•ナイトレイ
-クエンティン•タランティーノ
-ティム•バートン
など、こちらもやっぱり大物揃いです。
日本人では渡辺謙さんが契約しています。

次がUnited Talent Agency(略:UTA)で、
ビバリーヒルズに本社がありますが支店は今の所ありません。
社員は約80名でクライアントは約1500名。
こちらのエージェンシーと契約してるのは、
-ジョニー•デップ
-ハリソン•フォード
-オーウェン•ウィルソン
-グィネス•パルトロー
-キルスティン•ダンスト
-リブ•タイラー
などです。
日本人では映画監督の中田秀夫さんが契約しています。

そして最後がInternational Creative Management(略:ICM)
LAに本社があり、NYとロンドンに支社があります。
社員は約150名でクライアントは約2200名。
このエージェンシーと契約している人は、
-クリストファー・ウォーケン
-ミッキー・ローク
-サミュエル・L・ジャクソン
-クリスティーナ・リッチ
-ジョディー・フォスター
-スーザン・サランドン
-ウッディ・アレン
などです。

以上今回は、ハリウッド大手エージェンシーのお勉強でしたあせ
わたしは仕事がら、芸能事務所との関わりがよくあるのですが、
以前からハリウッドには芸能事務所ってるのかな?
疑問に思っていました。

なので今回はハリウッドのエージェンシーと日本の芸能事務所の
類似点や相違点を勉強したいと思います。

よく日本では、誰と誰は同じ事務所とか、
タレント本人が所属している事務所やマネージャーの話をしていますが
ハリウッドではそういう話をあんまり聞かないなあと思っていました。
その代りによくハリウッドスターが口にするのはエージェントという存在です。
マネージャーとエージェントの違いをまず勉強します。

日本の芸能事務所を英訳すると確かにエージェンシーになるのですが、
ハリウッドでいうエージェンシーとは少し違うようです。

ハリウッドでいうエージェントとは、出演交渉、金額交渉、契約交渉などの
取引をする人で、そのタレントのマネージメント業務はしません。
エージェントはあくまでも仕事を見つけてくる人なのです。
そしてハリウッドにもマネージャーがもちろん存在しますが、
マネージャーはエージェントがするような交渉ができません。
マネージャーの仕事はそのタレントのマネージメント業務だけを担っていて、
日々のスケジュール管理や相談役としてアドバイスをしたりする人です。

日本でいうマネージャーはハリウッドのエージェントとマネージャーを混ぜた存在です。

とにかくエージェント型のビジネススタイルがハリウッドでは浸透していて、
そのエージェントの数は膨大ですし、パワーもあります。
エージェントにとってタレントはクライアント(顧客)であり、たとえばタレントが
エージェントを気に入らなければ、すぐにクビにされてしまうこともしばしば。
とてもドライでシビアな関係ですが、交渉さえうまくいけば、信頼や多額の報酬
を得られる仕事のようです。

では、次回はハリウッドのエージェンシーについて勉強しようと思います。
映画製作に携わっている人たちの肩書が色々あって
それぞれの人たちがどんな役割なのか、
わからないことがたくさんあります。

今回はプロデューサーについて勉強しようと思いますpencil*

低予算映画やインデペンデント映画の場合、
プロデューサーが一人しかいない事も多いのですが、
大作になればなるほど、プロデューサーの数は増え、
ハリウッド超大作ともなれば、7、8人のプロデューサーがいることもあるようです。

プロデューサーの肩書きにもいろいろあって、

1Exective Producer・エグゼクティブプロデューサー
(または製作、製作総指揮)
-その映画での唯一のプロデューサー
-出資者の代表、または出資会社の代表。
-映画の原作の著作権保有者
-(日本)プロデューサーの筆頭者
-ブランドネーム となる人物
などに与えられる肩書で、具体的な定義はないようです。
要は1本の映画が会社だとすれば、Exective Producerは社長的な場合が多く、
映画制作に直接的には関与していない事も多いのです。

2Producer•プロデューサー
映画製作の責任者で制作現場でのトップ。
企画、資金調達、制作、配給など映画の始まりから終わりまでの責任者。

3Associate Producer・アソシエイトプロデューサー
プロデューサーの下で働き、企画、制作などに参加。
又は限られた現場でのプロデューサー。

4Assistant Producer・アシスタントプロデューサー
Associate Producerを手助けする人。

5Co-Producer・コープロデューサー
製作参加企業などとの交渉役や資金面の担当をする。

6Line Producer・ラインプロデューサー
日々の現場状況や制作状況を把握して、
予算面やスケジュール面などで問題がないかを管理する役割を担っている。

プロデューサーだけでもこんなにたくさんの人がいるんですね。

例えば"The Dark Night"(2008)においては
計10名のプロデューサーがいたようです。
内訳は
Exective Producer:4名
Producer:3名
Associate Producer:2名
Line Producer(香港):1名

プロデューサーとはその名の通り、映画を作りあげる人。
抱えてる仕事は膨大なのですね。