未来投稿で緋色の欠片真弘先輩記事です!未来投稿ですが、これ書いているの、6月1日・・・いよいよやばくなってきました(ずっと風邪引いてたり研修が重なってたりで、全然書けなかった。)実は未だに風邪が治り切ってないんですが・・・ちょっと頑張らなきゃ。
では前回。フィーア(フィオナ先生)が、ツヴァイによって殺されてしまうという最悪な展開になってしまいます。改めて誰かが死ぬ事の重みを実感した主人公、真弘先輩を死なせたくなくて、必死に何かしようとする・・というシーン。文字が読みにくかったら、写真をクリックしてアップで見てください。もちろんネタバレのみなので閲覧は自己責任でお願いします
フィーアが殺されてしまい、失意の中、家へ帰った主人公を待っていたのは・・
美鶴でした。こんな時間まで何をしていたのか、と聞いてきた美鶴の口から、聞きたくないような言葉が・・・
特に真弘先輩には、何としても封印の儀式まで生きていてもらわないという美鶴の酷い言葉に主人公は怒りをおぼえます。
もうこれ以上美鶴の言葉を聞いていられず、激昂する主人公。どうしてそんな簡単に死ねと言えるのか。
どう考えても、真弘先輩が死ぬなんて事が考えられなくて、何とか方法を見つけようと、翌日、主人公は1人、蔵へと向かいます。そして、ある2冊の書物に引き寄せられ、読んでみる。
鮮明に頭の中に浮かんできたイメージ。これはこの村で代々、封印の為に、村人の命が生贄にされてきた事だと主人公は確信を持ちます。神隠しで人が消えていたというのは、封印の為に生贄にされていたという事だったのです。
そして、もう1つの書物に書かれていた事は、もっと衝撃的な事でした。ものすごく簡単に説明します。
今から遥か昔、玉依姫と共に、邪悪な鬼と戦った3人の神がいました。その中の1人が・・・ヤタガラス。(別名クウソノミコト)。そのヤタガラス(クウソノミコト)こそが、真弘先輩の遠い先祖にあたります。
鬼を何とか封じる事に成功したものの、他の2人の神は命を落とし、ヤタガラス(クウソノミコト)は生き残ります。その事に大きな罪悪感を感じたヤタガラス(クウソノミコト)は、玉依姫に、ある約束をします。それが・・・
いつか、封印が弱まった時に、自らの命を持って、その封印を維持する。それが、ヤタガラス(クウソノミコト)が交わした約束でした。
とても残酷な真実。真弘先輩は、生まれた時から、いつかは封印の為に死ななければならないかもしれないという運命を持っていたのです。今も正に、死ぬ為に生きているようなもの。いつか語ってくれたアメリカに行きたいという夢を話してくれた時の真弘先輩の寂しそうな表情の意味をやっと理解します。
つまり、真弘先輩が自らの命をもって封印を維持しない限り、最初の書物にあった、村人達の生贄・・・神隠しがずっと続いていく事になる・・。いつか芦屋さんが言っていた「本命がいつまでも出てこないから、犠牲が続く」という言葉の意味はこういう事だったのです。
どうして真弘先輩がそんな遥か昔の約束の責任を取らなければいけないのか。どうして自分は覚醒出来ないのか。他に彼を助けられる方法が見つからず、号泣する主人公。
泣き疲れて眠ってしまった後、ふと気が付くと、いつの間にか自分を優しく見ている真弘先輩がいたのでした。
では本日はここまで!うーん・・真弘先輩の運命は過酷です。自分ではどうしようも出来ないような大昔の約束を、自分の命をもって守らされないといけないなんてあんまりな気がします。
そして美鶴のセリフも酷いですが、彼女も、長年この村で起きてきた事を見てきて、心が壊れてしまっているんですよね。本当、ろくでもない村だ・・
この後、泣きはらした主人公に真弘先輩が語る言葉とは・・・。明日この続きを載せます!未来投稿、頑張りたいけど、あまり力が出ず・・・最低でも2週間くらいの余裕が見たいなぁ・・。・・・とりあえず、やれるだけやります。