11/23 日本の食文化@小浜市
これも二段階の一段目には書いてないお話ですが、この日は小浜市の支援者さんに『若狭おばま食文化館』に連れて行っていただきました。
ここは食文化を通じて風土や社会の歴史を感じてもらおうという施設。
ついでにミュージアムは無料で入れます。
ここのミュージアムでは、奥村さんの食文化に関するレプリカのコレクションがたくさん使われているらしいです。
かなりマニアックな食品レプリカを集めた方のようです。
小浜市の食文化についてなのかと思いきや、日本全土を見ることができます。
それもかなり古い時代の話もあり、本当に食を通じて文化や歴史が学べます!!
日本が鎖国時代に交流のあったオランダから長崎の出島に伝わったオランダの食文化の紹介などもされてました。
オランダの正月料理らしいです。
やはりメインはカステラ?
南蛮菓子(室町時代にポルトガルやスペインから伝わった洋菓子の総称)も色々あり
カステラや金平糖だけではなく。ボール(ボーロ)やカルメラ(カルメ焼)もこの時に伝わったらしいです。いい物を伝えてくれたものです♪(*゚ー゚*)
そして私がこの旅であちこちで聞きまわっていた『お雑煮』のネタも、始まりはこのミュージアムでした。
わかりやすい。お雑煮の分布図。
西の丸餅、東の角餅。
すまし、白味噌、赤味噌、小豆。いや~種類が多いです。
そして
奥村さんのレプリカが素晴らしい!
本物のお雑煮を見れる機会は1年に一週間くらいしかないと思うと、このレプリカは正月じゃなくてもお雑煮を学べますw
出雲のお雑煮(上段中央)は完璧おしるこですw
そして香川(上段右)は白味噌に餡子入りの餅。奇抜過ぎます(°д°;)そして一番食べたいお雑煮です!!!
全国のお雑煮一覧もあり、全国制覇したい精神をかき立てます(>_<)
ツル、白鳥、ヒバリ、つぐみ…結構なんでもこいのようですが、カラスは食べていなかったようですね。この時代カラスがいなかったのでしょうかね?
ついでに某友人(外人)が母国でカラスを食べた話をしてくれましたが、肉がかたくて美味しくなかったそうです。どんな味か気になりますね。
三武将の食生活の話では
体を動かす為塩分を好み、酒を飲まない信長
白米食べて、脚気で死んだと言われる秀吉
麦飯、豆味噌を好み、栄養価重視の家康
と、三人の違いが食にも出ていた説明がありました。
確実に私の好みは秀吉ですねw
また小浜市の特産物である昆布の話もあり
昔は権力者への進物として昆布が使われていたそうです。
昆布をとる人↓は相当大変な仕事なのか、顔色が非常に悪いですw
食文化の資料だけでもかなり面白いのですが、食育を学ぶ為のキッチンや、小浜市の工芸品を見れる工房や、温泉まで備わっていて、1日楽しめる施設となっています。
勿論ここにも
いました。
全国のお雑煮気になりますねぇ。
今年はどこのお雑煮を食べれることやらぁ。(←2011年の時点で思っていたが、1年たった2012年も同じことを考えているw)
ミュージアムを満喫した後は、別館の『濱の四季』でランチをご馳走していただきました。
レストランの前には本日使っている食材の説明が
って小浜市産しかありませんΣ(゚д゚;)!
そしていただいたランチは
お刺身あり煮魚ありの豪華メニュー!!
そして支援者さんが追加で濱焼き鯖までご注文くださいました!!
なんて贅沢なランチでしょう。
普通だったら刺身で1回、煮魚で1回、焼き魚で1回の計3回の食事が楽しめる。いや、私なら焼き魚と煮魚は2回づついけるので計5回は楽しめるオカズ料を1回に食べてしまうとは!!
贅沢だぁ~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
そして大変おいしゅうございました( ´艸`)
小浜市も満喫できたところで舞鶴に向かいます!!!!
走行距離:42km