9/26 七不思議@栃木市
怖いはずの霊場を去り、向うは本日最後の観光場『大中寺』
ここには有名(?)な七不思議があると聞いてやってきました♪
ひとまず真っ直ぐ進んでみましょう。
ここをまっすぐ上がると、まずは②油坂があるようです。
さっそく真正面に階段が見えてきました!!坂ではなく階段ですが、まぁきっとこれのことでしょう。登れないようにつっかえ棒がかかってます。
《油坂の説明》
夜油を盗んで書物を読んでた僧が、石段にこぼした油で滑り、石段を落ちて死んでしまい、その後石段を登ろうとした人たちは落ちて大けがをするようになってしまいました。
さて、次の七不思議は階段の上なので、周り道をしなくては!と思い左へ進むと
工事中…ってオイ!!(^▽^;)
庭の中の細い道を通ってどうにか上へ
油坂を上から見ると
かなり急…(・・;)
油をこぼした云々ではなく、急勾配が落ちた原因だったのでは…と思えてしまいますw
次の七不思議①根なしの藤を探しに境内の奥へ
最初の地図にさしていた場所はここいらだと思うのですが、
藤らしきものが見つからない…(>_<)
仕方なく本堂周辺にあるはずの⑤馬首の井戸と⑥不開の雪隠を探してみるも見つからない…(ノω・、)
そこに発見したのは!!!!
別の地図
下で見たものより古めかしいが、こちらに七不思議が書かれている。
そして
下でみた地図と七不思議の場所が違う!!!!!
こちらの地図を頼りに、①根なしの藤を探しに行くと
《根なし藤の説明》
人食い僧を退治したスゴイ僧が『この杖に芽がでて茂るようになったら寺は栄えるだろう』と言って置いて行った杖から芽がでて、この根なし藤になったとさ。
※人食い僧の話はもっと奥が深いので知りたい方は『青頭巾』を読んでね。
そして次は⑤馬首の井戸
あ~ら!これもすんなり見つかりました♪正確な地図は素晴らしい☆
井戸の中は
蓋がしたあるようでした。
《馬首の井戸の説明》
将軍が大中寺の住職に助けを求め逃げて来たが、住職がかうまう事を拒んだ為、将軍は愛馬の首を切って井戸に投げ捨てたとさ。それからと言うもの井戸から馬の鳴き声が聞こえてくるようになったとさ。
断る住職も住職だが、その仕返しに自分の馬の首を井戸に捨てる将軍はどうなわけ(^▽^;)
その昔(っと言ってもうちにあった刑法の本だから多分昭和の話)、井戸の周りで脱糞をするのは刑法で違反だったから、馬の首を投げ入れるなんてかなり罰せられる出来事ですね。
次は⑥不開の雪隠
《不開の雪隠の説明》
馬の首を井戸に入れた将軍の妻がこの雪隠の中で自殺をしてしまい、それから戸に釘を打って開けられなくしたんだとさ。
ついでに雪隠とはトレイのことらしい。
将軍も妻もかなりお寺に迷惑をかけてますが、まぁ彼らのおかげで七不思議が成立してるのでどっちもどっちですかね。
次は③枕返しの間です。
これもあっさり見つかります。
真っ暗でした…枕もなければ、寝てもいないのでわかりません。
《枕返しの間の説明》
旅人が本尊に足を向けて寝てしまったところ、朝起きたら頭が本尊の方に向いていた。
子供の寝相のようです。
さぁどんどん見つかります♪
次は⑦東山一口拍子木です
看板はありましたが、どれがその木なのか…
多分このどれかでしょう…(^_^;)
《東山一口拍子木の説明》
度々出てくる馬の首を切った将軍が『寺を何度も焼いてやる!』と言って亡くなり、拍子木が2回なると寺が火事になると言われているらしいです。
このお寺実は何度も火事になっているらしいですw(゚o゚*)w
そして七不思議最後が④不断のかまどです!
《不断のかまどの説明》
修行中の小僧が釜の中で居眠りをしていたとこ、寺の男が気付かづ火を付けてしまい小僧が死んでしまった。それから中に人が入らないように常に火を絶やさないようになったとさ。
中に入ってかまどを見ると
…
ってな感じの七不思議でした。
中々面白い♪
私的には七不思議の位置が全然正しくないマップが堂々とあるのが、一番不思議でしたがねw
七不思議も堪能したので、本日泊めてくださるHさんのお宅に戻りました♪
夜はHさんのお仕事仲間もご一緒に宇都宮まで出て宴会でしたo(*^▽^*)o~♪
全然痩せれな~い(笑)
走行距離:23km