ミニカーの試走について

ミニカーの試走について製作者さんに伺った回答をメールでいただいたので、一部抜粋して発表します


試走について
最高速度６０ｋｍ程度のミニカーでは、完成後のシェイクダウンテストでの調整で済むと考えています。
もちろん完成度を高める為に、今後入念なテストと改良を実施します。その一翼を、朝倉さんにお願いする訳です。　どのレベルで試作モデルの完成とするかは、僕の判断に任せてください。
現在の量産車は、完全完成したものを販売する前提になっていますが、例えば●●は、同じシャシーを使う他モデルの実走テストをやりません。コンピューターテストだけで済ませるのが、現在のコストダウン方式です。当然ながら完成度は低下します。
昔話ですが、フジキャビンというミニカーが造られたことがありました。たまたまレストアを頼まれて調査したところ、３／４程度が返品されたそうです。マニアがトラブルにもめげず愛用したものが、数台ばかり現存じており、べらぼうな値段がついています。
これは極端な例ですが、こと程左様に古今東西、メーカーにとっては完成度が、永遠のテーマなのです。

※●●は特定の車の名前だったので、伏せさせていただきました。

≪製作者さんのメールの一部抜粋≫


ついでにウィキぺディアにも書いていない話としては、フジキャビンは改良を重ねて３モデル存在したそうです


製作者さんは質に厳しい方なので、製作者さんがOKを出した試作モデルであれば安心して乗って行けると思います

また、旅の途中でミニカーにトラブルがあった際は製作者さんと、各地にいる製作者さんのお友達が修理をしてくださり、その情報でミニカーを改善していくとのことです