こんにちは!(你好!)

 

 

 

今回のわりとどーでもいいニュース in 台湾はこちら!

 

 

 

 

 

郵筒竟可插電! 「省錢一哥」搬電鍋去煮藥

(ポストでコンセントが使える!「ケチおじさん」電鍋を持ち込んで薬を調合)

 

 

 

 

 

 

 

大まかに記事を説明すると・・・

 

1.台南で一人の男性が郵便局横のポストにあるコンセントに電気釜(おなじみ大同電鍋)をつなげて「露天煮藥」(屋外で漢方を煎じる)していた

 

2.それを見た郵便局員が警察に通報、男は警察に「下腹部があまりに痛くて立っていられないくらいだったから、薬を調合しようと思って借りた」と必死の弁解

 

3.最終的に男は警察に諭され、電気釜を持ってその場を立ち去った

 

 

 

変電設備の上に大同電鍋が乗ってもくもくと白い蒸気が出てますね。ここだけ切り取ったら普通にキッチンでご飯炊いてるみたい。

 

 

 

それにしてもよくこんなこと思いつくなーって思います。「ポストの横で電鍋使って漢方を調合する奇妙な光景は周囲の目を引いた」とありますが、そりゃあそうでしょう。ありえない組み合わせですからね笑

 

 

 

というかそもそも、なんでポストにコンセントがついてるの?って感じたと思うんですが、実はこれ、もともとは電動自転車や電動バイクの緊急充電用に設置されたものなのだそう。

台湾では特に電動バイクが交通手段としてメジャーですから、そういうところに配慮しているんでしょうね。意外とあちこちにあるみたいですよ。台湾に行ったらポストに下に注目するのも面白いかも。

 

 

 

この事件に対する台湾ネット民の反応として、

「やりすぎ。便利(方便)と勝手(隨便)を履き違えるな」「ケチの極み」「ライフハックの王様」「狂人はどこまでもぶっ飛んでる」など批判的、皮肉的なコメントがある一方で「俺のスマホももうすぐ充電切れそう(充電しに行かなきゃ)」「もっとコンセント設置してくれ」といった冗談(?)っぽいコメントも。

 

 

 

警察へのインタビューで「コンセントはあくまでも緊急用として市民のために設置しているもので炊飯等に利用するものではない」というのには当たり前だろ!と突っ込みたくなりましたが、男性は普段は路上で生活しているという情報もありましたからおそらく彼にも本当に何か事情はあったんでしょう。電気泥棒はもちろんいけないことですが、こういう事件が起こること自体が今の台湾社会の一つの状況を示しているのかも・・・。

 

 

 

 

 

★今日のニュースのキーワード(使用例は記事を参照してください)

煮藥:漢方を煎じる

抓藥:薬を調合する

插座:コンセント(タップ)

竊電:電気を盗む

 

 

 

 

 

それでは今回はこの辺で!下次見!