今日は6月無尽会。よく考えたらブログはしばらくお休みがちでした。てへ
(てへ、と、若い女の子が言えば可愛いのだろうけど、いい年のおっさんには無理があることを、今、理解しました)

 さてさて、今日は「お香」がテーマであります
しかし、それは表の顔。実はお茶飲んでカレーを食べるのが本当の目論見です。

 3ヶ月くらい前
「クマさん、カレーとお茶のコラボやりましょうよ」
という無茶振りをしてきたのが、友人の豊島さん(通称ガネさん)
 この人もただのおっさんではない。
 名古屋カレー番長として名を轟かせ、東京カレー番長の面々からは「今、一番食べたいカレーはガネさんのカレー」という達人

以前は「ガネーシャ」というお店をやっておられ、空前の繁盛ぶりだったそうな
 しかし、カレーとお茶は、どうも距離が遠い。
さてさて、と悩んでいるうちに、カレー。。スパイス。。お香。。という超ポジティブな思考回路が走り出した

お香の起源は古い。そんなことを説明するよりも、今回は頭の中がカレー色に染まっているので、めんどくさい説明はしたくない
 もう、お香を体験しちゃえ!ということで、やっちゃいました
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とりあえず、香を割る。切る。聞いてみる(お香は嗅ぐ、と言わず、聞く、と言います)
 ちなみに、わかる人はわかると思いますが、上のお香の塊、めちゃくちゃ貴重です。
 昔はお香の重量=金の重量の価値 
だったそうな

それを惜しげもなく割って、香炉にのせる。のせる。のせる、、、、贅沢しすぎた

 ちなみにお香は割り方があります。
 それはいずれ。。。

今日のしつらえ
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不着色声香味触法  と読みます
 花入は南蛮鬼の腕  なんで南蛮?  それはカレーだから。。。

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棚はお香の会なので源氏香の図柄から取られた源氏棚

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お菓子はインドのお菓子「グシャ」をアレンジしてもらったもの
いつも無茶振りに対して、それを具現化し、さらに素晴らしく美味しく作ってくださる、岐阜の松花堂さんに感謝

 グシャは日本では「歓喜団」とも言い、ガネーシャ神様と共に日本に将来しました


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干菓子は奈良の中西余三郎さんの「黄熟の香」
黄熟の香とは、正倉院に伝わる最高のお香「蘭奢待」のこと

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茶杓は「掠虚頭」
何て読むかって?
「らっきょとう」と読みます。。。
らっきょ。。。もう意味より読みで選んだことバレバレ

そしてついに〜
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カレーだ!
 聞けば作るのに3日間はかかるとのこと。。。
これが、うんまいんだなぁ

見ればいくつか黄色い道具が。。。無意識にカレーに向いた今回の会でした