先日、完結した本編の方を先に読んでしまいました。が、another files シリーズは、もともと本編と関係なく、心霊事件を解決していくものなので、安心して残しておいたのです。これで、八雲シリーズは、今のところ完結なのかな・・・・
今回は、八雲の小学校の時の同級生の依頼で、予言に挑みます。もちろん、死者の霊も登場しますが、ホラーという感じではありません。
さて、この物語読み始めて、なんかいつもの八雲シリーズとは雰囲気が違うなぁと思いました。。八雲の晴香への絡み方が冷たい感じがして、感情表現が強いと感じました。最後の解説を読んだら、この「沈黙の予言」は舞台向けに書かれたものということを知り、納得しました。舞台の上では、この方がいいのかもですね。
「悔い改めなければ、三つの魂が地獄に落ちる」という予言。八雲の同級生だった奈津美は、自分の身に起きるのではないかと恐れ、八雲に相談にきたのです。そして、心霊現象が相次ぐ湖畔のペンションに八雲と晴香は訪れます。そこに集まった人々の持つ過去の出来事をめぐり、新たな事件が起こります。どちらかというと、ミステリーですね。八雲は、どう解決するのか。。。という物語です。