どんな人も、気分が落ち込んだり意気消沈している時は

今取り組んでいることやがんばっていることに嫌気が

差してしまうことってありますよね。

 

それは、人間であるがゆえに、しかたのないことでもあり

どうすることもできない感情のひとつではないでしょうか。

 

ただ、そういった気分の時こそ大事で、むしろそういった

気分になれているということは、逆からいえば、一通り

行動ができていると言い換えることもできるわけです。

 

何が言いたいかというと、どんな人も夢や目標に

向かって行動していくと、自分の思い通り右肩上がりに

順調に事は運んでいかない、ということです。

 

つまり、夢を叶えていく過程には停滞感や喪失感も

味わいながら叶えていく必然性が、どうしても

ついて回るわけです。

 

このことを知っておくことは、重要です。

 

なぜなら夢や目標を叶える途中で、思うような結果が出ず

気分が落ち込んだりへこんだりしているときに、今やっている

ことは間違いなんだと勝手に決め付けて、最悪、

 

その夢を諦めるという判断を下してしまいかねないからです。

 

「夢は諦めなければ必ず叶う!」・・・そんなわけないよな。。。

 

夢や目標を叶えるとはシンプルにいえば、地球が回って

いるのと同じです。

 

明るい朝焼けと共に日中を照らし、夕焼けとともに

夜という暗闇が訪れる。

 

それは、ポジティブと同様にネガティブも受け入れる

ということです。

 

なので、気分が落ち込んでダークな時に、重大な判断を下さない

ということが、夢を叶えるにあたって非常に大事にしたい

心の在り方のひとつです。

 

そんな気分の時に判断を下してしまったらロクな判断を

下しかねません。

 

人間は矛盾した生き物です。

 

進化・成長欲求をもっていながらそれと同時に安心・安定

欲求ももっています。

 

気分が行き詰ったら、その叶えたい夢と距離をとろうと

考え出してしまいます。

 

つまり、その夢を叶えることから逃げることで、心に

安心感を得たいと心は感じ始めてしまうからです。

 

なので夢を叶えるにあたって、なかなか思うようにいかず

気分が落ち込んでしまっても、その心情だけにとらわれず

それは夜という暗闇が訪れたということであり、、、

 

それと同時に、叶えたい夢に近づいて行っているという

眩しい光を照らす朝焼けを迎え入れるために必要な

道理であるということです。

 

なので、もしあなたが叶えたい夢に悲観的になってしまい

夢を諦めそうになりかけたとしても、それはいってみれば

自然なことであり、だからといって諦める理由にはならない

ということです。

 

だからこそ、夢が叶った時の喜びは計り知れないのです。

 

そんなあなたが思い描いた夢を、未来は待っているのですから。