FP大熊信行の風流ブログ
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峯ヶ塚古墳現地説明会

峯ヶ塚古墳の現地説明会に行きました。

ニュースとしては笠形木製品が出たとのこと。
2年前に石見型木製品が出て以来の訪問です。


復元された衣笠が置いてありました。

今回の目的は数年前に周堤に渡り土手かもしれない墳丘に向けた高まりが確認されたそうで、渡り土手が存在してのかの確認のための発掘だそうです。

結果として、渡り土手は確認出来なかったとのこと。

そんな中で円筒埴輪や笠形木製品が周溝の底から見つかっておりました。

木製品が見つかっているのは古市古墳群では応神天皇陵とこの峯ヶ塚古墳でかなり珍しいそうです。
ただ発掘出来ない天皇陵や陵墓参考地を掘れば出てくるかも、とのこと。

普段は入れない墳丘に上がれました。
ここが大量の副葬品が見つかった石室の上か、と感動。

天気がよく見晴らし最高でした。


ウイントッペン

ウイントッペンの応援に阪神競馬場へ行ってきました。

3週間前の福島競馬場以来のご対面。

パドックで歩いている姿は

前走気になったトモの踏み込みの甘さも解消しているように見え、前走よりも良くなっている感じがしました。

初ダート、初距離、最内枠とクリアして欲しい課題は多いですが密かに楽しみ。

 

本馬場入場。今日は誘導馬に続いて歩いていってくれたのでじっくり見れました。

 

返し馬。割と綺麗に撮れました。走りも悪くないですね。

 

レースは好スタートから2番手をキープ。

最内枠で包まれるのは嫌だったですが、しっかりといい位置が取れたように思います。

4コーナーから直線に向いた時は、一瞬、行けるんじゃないか、という手ごたえでしたがそこからは伸びきれなかったですね。

とはいえ、ずるずる後退することなく8着でフィニッシュ。

上々のレースだったと思います。

パトロールビデオを見ましても、今回はスムーズにレース出来てましたし、キックバックを受けても怯まずにレースが出来ていました。

しっかりと力を出し切れたレースだったと思います。

クラブの方も同じような感想で、次走は佐賀競馬の九州産馬限定戦に胸張って行こうということでした。

そこで待望の初勝利を期待です。

出屋敷北十三遺跡現地説明会

今週は御所市の出屋敷北十三遺跡の現地説明会に行ってきました。


工業団地を作るとのことで令和3年度から令和7年度までにこちらとその周辺が調査されてきたとのことです。

西側に葛城山を望む広大な現場です。


弥生時代の方形周溝墓群と弥生時代の住居跡、古墳時代の方墳が出土していました。 
方形周溝墓は令和3年度からの調査で合計135基出土し、数としては奈良県内では1番。



住居跡の数は少なく方形周溝墓に埋葬された人たちはまた別のところに住んでいたのだろうとのことです。

埋葬施設は中世以降この場所が田畑となり耕作の過程でかなり削平されていて、木棺なども見つからなかったそうですが、わずかながらに方形周溝墓の周溝に並べられた土器や埋納されたとみられるが石庖丁などが見つかっています。

弥生時代の遺構は中期までで、古墳が築かれた古墳時代前期までは連続してなさそう。
方墳から出土した埴輪類がかなり小ぶりなのも特徴的です。

面白かったのは方形周溝墓などが見つかったのは調査区域の東側半分で、西側半分ではほぼ何も出なかったとのことです。
意図的に区画をしていたように思えます。

そんな何も出なかった西側エリアにあった中世以降の井戸の跡。木枠などが残っています。
ポンプが置かれている通り今でも水は湧いているそうです。


これ以上は発掘調査を行わず工業団地になるため貴重な場面を見ることが出来て良かったです。

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