864「恋愛と選挙は、よく似ている」憲法学者・木村草太
🔵🔵🔵恋愛に夢中になって逆上せ上がっている人は、周囲の人から『アイツはヤバいから止めておけ』と忠告されると、決まって『どうして、あの人の素晴らしさが分からないのか』と激昂して反論する。
考えを改めさせるつもりで忠告したのに、却って相手を頑なにさせてしまい逆効果となる。
正に恋は盲目であり、『人間は自分の見たいモノしか見ない』と古代ローマのカエサルが語っている通りでもある。
結局『それ見たことか』の結末を迎えることになる訳だが、それでも尚、『あの人はスッカリ変わってしまったのだ。以前はあんな人じゃなかったのに。』お決まりの台詞で嘆く。
傍から見れば最初から何も変わってはいない。本質が見えていなかったのは逆上せ上がって盲信的になっていた本人だけだ。
かつて、憲法学者の木村草太は『恋愛と選挙は、よく似ている』と看破した。
どんな政治家を支持するかが、合理的判断ではなく恋愛感情疑似の判断でなされている。
特に最近は、事実よりデマ、論理より感情が支配的だとも言われる。
物価高で苦しむ庶民を尻目になされた、「高市円安」や円安由来の物価高に関する様々な暴言失言や、円安で儲かった輸出企業からの違法献金問題や、統一教会裏帳簿問題など、合理的に考えるならば高市早苗を支持するなど狂気の沙汰だ。
それら諸々の問題で窮地に陥った高市早苗だったが、NHKの党首討論会を欠席することでそれらを追及されることを回避しただけでなく、欠席理由であるリウマチを前面に押し出したことで、いつの間にか話の本質がスリ替えられてしまい、却って形勢逆転さえしていた。
欠席を非難していた人に対して、高市早苗に恋する人々がバッシングしていた姿を見て、『政治は恋愛』『選挙は恋愛』と云う言葉を思い出してしまっていた。
🔵🔵🔵突然不測の体調変化と云う大前提が実は全くのウソで、既に数日前には、統一教会仲間に『その日は具合いが悪くなったことにするから代役を頼む』と打診して周到に準備していたと首相官邸関係者から暴露され、NHKがリモート準備を出来なくなるギリギリの時刻まで粘ってから欠席の連絡を入れたらしいけれど、百歩譲って『突然の体調変化』なる大前提はホントだったとしよう。
それでも尚、大きな問題がある。
🔵🔵先ず、リモート参加も可能な党首討論さえも完全欠席するくらい体調が悪いと言いながら、正に同じ日に、岐阜だ愛知だと全国を飛び回る応援演説ならば出来てしまうと云うのは、誰が考えても極めてオカシイだろう。
党首討論なんか較べ物にならないくらい体力が必要なことをやっているのだから。
一方的に好き勝手を喋れる全国遊説ならば幾らでもやるけれど、暴言や不正を追及されてしまう危険がある党首討論からは逃げると思われても仕方ない。
ところが、こんな尤もな話が高市早苗を擁護する連中によって『リウマチなのだから欠席しても仕方ないじゃないか。病気の辛さを理解していない。病気を揶揄している。』と全く違う話に仕立て上げられていた。
いつ誰が病気を揶揄していたと言うのか。
病気を揶揄したとデッチ上げることでリウマチ患者たちや、リウマチ患者の家族たちまで『赦せない』などと言い出していた。
ドンドン話がズレてゆく。
意図的になのか本当に分かっていないのか知らないけれど、問題をすり替えていたと思う。
高市早苗を擁護している連中の中でも多少は道理が分かる部類の連中は、リウマチが辛いかどうかと今回の話とは何も関係無いと理解して、『リウマチが痛くなるのは朝だから、朝の党首討論が出来なくても、昼間は応援演説で全国遊説出来ることには何の不思議もない』と擁護していたようだ。
それでも、リモート参加は可能だろう。新幹線だか自動車だかに乗るよりは遙かに体に負担が掛からない。
🔵🔵次に、応援演説中に支持者から乱暴されたせいで具合が悪くなったのは前日なのだそうだ。
既に前日に具合が悪くなっていたのに、何故党首討論の日まで病院に行かなかったのか。
総理大臣ならば診察時間に関わらず優先的に時間を割いて治療してもらえるだろうに。
当日になって急に゙関節リウマチが云々゙と病気を持ち出しているのは何故かと訊いているのだが、全く会話が噛み合わず、ひたすら、『病人だぞ。病人だぞ。』と繰り返すだけだ。
そもそも、支持者から乱暴されている場面を誰も録画していないのも不思議だ。
因みに、自分に加害した相手が誰なのかについては、最初は支持者だと語っていたのに、いつの間にか自民党の地方議員だと言い出した。
🔵🔵🔵支持者は、『リウマチの辛さが分からないのか』と擁護しているが、嬉嬉としてドラムを叩いたり、軍艦で跳ねたり、そういうことは余裕で出来るではないか。
リモート討論は出来ないけれど全国遊説は出来るのと同じ。
私の周辺にも重度のリウマチ患者がいるけれど、『その程度の軽い病気だと誤解されるから、高市早苗にはリウマチだなんて二度と言って欲しくない』と語っていた
日曜討論の党首討論のドタキャンは、暴露された違法献金や裏帳簿の件を追及されたくない敵前逃亡だと非難されても仕方ない。
🔵🔵高市支持者たちは、今まで市井のリウマチ患者に対して散々厳しい自己責任論を強調していたクセに、高市が欠席理由にリウマチを持ち出した途端に急にリウマチ患者に優しくなっているのも気持ち悪い。
二重基準の極みだ。
高市本人も生活保護の減額を検討している。
🔵🔵🔵『数日前から既に党首討論欠席を決めていた』と暴露されたことに対して、自らの口で、少なくとも官房長官を通じて弁明するならまだしも、御用評論家の須田慎一郎なんかに゙緊急連絡゙とやらをして代弁させている辺りも卑劣だ。
弁明の内容も官房長官への責任転嫁で、重ね重ねて卑劣。
しかも、須田慎一郎と言えば、麻原彰晃にインタビューしたとかデタラメばかり言っている自称ジャーナリスト。
類が友を呼んでいる。
🔵🔵🔵「高市円安」による物価高が止まらない、止められない、寧ろ高市が首相になってから益々酷くなっているモノだから、そのことを指摘されると、「為替変動にビクともしない日本をつくる」などと勇ましい言葉で誤魔化そうとしているようだ。バカにしている。
どんなに高かろうと外国の資源を買わなくてはやってゆけないのだから在り得ない話だ。かつての大日本帝国のように、資源が豊富な国に攻め込んで、市場価格の高い資源は買わずに盗み取らない限り無理。
そもそも為替を安定させるのが仕事だろう。それでも駄目だった場合にはどうするのか具体的な話が何も無い。
空っぽの精神論。精神論で問題が解決すると思っているらしい。
この調子だと、国防は竹槍でとか言い出しそうだが、こんな内容の無い話に大勢が押し寄せて誤魔化され熱狂している。
🔵🔵🔵思いの外バカだった。バカのクセに利口そうに見せるのが得意なだけのタイプだったと呆れている人間も少なからずいるようだけれど、反対に、『私がやらないで誰がやる。私がやれば何とかなる』と言い切る姿が素晴らしいと、10代からは92%の支持率があるらしい。
出来もしないことを出来るかのように語るタイプは何故か妙に信用される。
『゙私に任せろ゙と言い切られると一生付いて行きたくなる』などと心酔する人間まで出て来る。
🔵🔵🔵1/31、衆院選の応援演説で、庶民を苦しめている物価高の元凶である円安を歓迎する発言。
円安誘導で円の価値を下げに下げ捲った結果、物価が高騰し日本人が貧しくなったアベノミクスの失敗を全く学んでいない高市早苗。
学んでいないどこから未だにアベノミクスを礼賛して、『円安は、輸出企業には大チャンス』などと嘯いている。
チャリティー文化があるアメリカなどの経営者とは異なり、日本人の経営者は、金があれば懐に溜め込むだけで決してトリクルダウンなんか起きないと理解していない。
【大切なのは国家と輸出企業だけで、生活者や輸入企業は二の次】と公言して憚らない。
その輸出企業だって、部品は殆ど輸入品だから、結局はコストを差し引けば思う程は儲からない。
中学3年生でも分かる高校受験レベルの知識さえ持ち合わせない余程の経済音痴か、
『為替変動にビクともしない日本をつくる』と云う勇ましい発言に引き続き、人気者の自分が言えばバカな国民など簡単に騙せると思っているか、国民が苦しむ姿を高い場所から見下ろして愉しんでいるかだ。
🔵🔵🔵その輸出企業であるトヨタ系列の数社から、高市早苗は違法献金を受けていたことが露見。
円安を擁護していた今までの発言の背景が理解出来た。
単純に円安を解決できない自分の無能さの言い訳だけではなかったらしい。
🔵🔵🔵1/31、宮城県での街頭演説で【白紙委任】を要求した高市早苗。
『どうしても通したい法案があるが、現在の少数与党では通せないから解散総選挙に出た。その法案を通す為に自民党に投票してくれ』と語るも、その法案とやらの内容は秘密だと言う。
秘密にしておかないと国民に反対されるような、国民の利益にならない法案だと白状しているも同然。
また、石破茂は、その少数与党でもキチンと次々法案を成立させていたではないか。自分が石破茂以下の政治家だと白状してしまったも同然。
そもそも、どうしても通したいほど重要で必要な法案なら、野党も賛成するだろうから、先ずは国会で審議すれば好い。それでも駄目だった場合に初めて選挙で民意を問うのが筋。
これほど民主主義を理解していない政治家は首相どころか国会議員を辞めた方が好い。
🔵🔵🔵国民にとっては少数与党が最高のパワーバランス。
大臣を出していない政党が好いことを注文し、少数与党の政権は之を呑まざるを得ないから、次々素晴らしい法案が成立してゆく。
この状況を壊してまで、高市早苗なる怪しい人物に大きな力を与えたがっている連中は正気とは思えない。
【決められない政治】をネガティブなモノとしか理解していない連中は考え直した方が好いだろう。
決められるか決められないかが問題なのではない。問題は内容だ。