今月は、「外務省に告ぐ」を読むのに時間がかかってしまい、
あまり読めていないと思っていたら、1月より多かった。
f^_^;

佐藤優さんの本、外交やインテリジェンスについて
とても勉強になります。
外務省って、本当に伏魔殿なのね・・・

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2月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2597ページ
ナイス数:18ナイス

ドリームマッチ (【徳間文庫】)
元陸上自衛隊でレンジャーの資格を持つサバイバル・インストラクターの富臣竜彦は野見流合気拳術の使い手であるが、プロレス団体の代表でスーパースターである神代に望まれてリング上で試合をすることに。富臣がリングに上がるまでの工程や心情にリアル感があってガンバレと応援したくなります。今野氏のこの手の小説を読むと、古武道を習ってみたくなります。
読了日:02月28日 著者:今野 敏

第三の買収 (幻冬舎文庫)
自分が社長を務める会社をMBOしようとした大日向。しかしそう簡単にはいかなかった。大日向に追従していた狭間監査役の人生は何だったのか。株主の利益とそこで働く従業員の利益とのバランスは難しい。
読了日:02月25日 著者:牛島 信

外務省に告ぐ外務省に告ぐ
日本の将来がとっても心配になります。
読了日:02月24日 著者:佐藤 優



社外取締役 (幻冬舎文庫)
恥ずかしながら委員会設置会社という形態をこの小説ではじめて知った。先日、東京電力が委員会設置会社を目指すというニュースに接し興味深く読んだ。 大学で日本史を教える高屋は、大手上場企業の港食品の社長、江口から社外取締役就任の依頼を受け、報酬を聞いて安請け合いしてしまうが、 醜い権力闘争に巻き込まれて、自身も追い込まれてしまう。 欲や嫉妬、女性問題。「人間と言うのが、どうしようもなく因業な存在なんですよ。」と大木弁護士が言っているが、そういう中を調整していく弁護士の仕事は大変だなと思ってしまう。
読了日:02月11日 著者:牛島 信

ふり返るなドクター―研修医純情物語 (幻冬舎文庫)
前作の研修医純情物語を人を変えて改めて青春小説にした感じでしょうか。著者が言いたいのはコミュニケーションの重要性。“木を見て森を見ず”ということにならないように患者との信頼関係を築けるような対応が出来るようにならないとねということを紺野先生や瀬戸先生、佐伯教授を通して物語にしています。この本を書くに至った経緯をわざわざ小説にしたという感じもしますね。エンターテインエントとしては中途半端な感じも拭えませんが、面白かったです。
読了日:02月08日 著者:川渕 圭一

研修医純情物語―先生と呼ばないで (幻冬舎文庫)
パチプロ、サラリーマン、引きこもりを経て37歳で研修医になった異色の先生の奮闘記。歳はいっていても新人研修医。先生としてはひよっこだとしても、これだけ患者さんに寄り添ってくれる先生だと患者さんも色々と話しやすくて頼りにしたくなるかもしれませんね。

読了日:02月07日 著者:川渕 圭一
防波堤 横浜みなとみらい署暴対係
“ハマの用心棒”と言われることを嫌っている諸橋警部ですが、実は自負しているのかもと思ってしまいますね。諸橋率いる暴対係の面々も魅力的で、安積班に通ずるものがありますが、大きな違いは城島という相棒の存在でしょうか。今回は、ハマの用心棒 対 田家川組の攻防を描いた短編集。神風会の神野と岩倉もキーになってます。「とせい」や任侠シリーズの阿岐本組みたいで憎めない。今野さんの作品は読後感が良くて大好き。長編を期待したいです。
読了日:02月04日 著者:今野 敏

鮫島の貌 新宿鮫短編集
タイトルのように鮫島の色々な顔が楽しめた。「再会」の鮫島が一番ハードボイルドで好きかな。
読了日:02月01日 著者:大沢在昌

2012年2月の読書メーターまとめ詳細
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