月に10冊がなかなかクリアできないな・・・
12月はこんな本を読みましたというメモです。
現在は佐々木譲さんの「暴雪圏」を読んでます。

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12月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2924ページ
ナイス数:21ナイス

病気にならない女性は「カタカナ食」を食べない──人生が好転し始める「1食100円」の美的メンテナンス48 (講談社プラスアルファ新書)
とても現実的で実行しやすい考え方だと思います。1食100円はちょっと難しいかなと思いますが。シンプル和食で主食のごはんをしっかり食べる、30品目とか、おかずに神経質にならなくても大丈夫とあって気持ちが楽になりました。添加物は極力少なくするよう気を付けたいですね。
読了日:12月30日 著者:幕内 秀夫

MBO―マネジメント・バイアウト (幻冬舎文庫)
ギャラクシー・デパートのサラリーマン社長である小野里英一は、グループの総帥に呼び出され「君にはこれからグループのもっと上をみてもらう。現場で汗出しするのはおしまいだ」と言われる。小野里は首切り宣言だと受け取った。コネを頼って転職を試みるが小野里は気付かずに一定期間は業界で競合する他社への転職を禁じる契約にサインしていた。退路を断たれ小野里の戦いが始まる。というとカッコいいが、マイナス思考に囚われてウジウジ悩んだりとなかなか忙しい。おなじみの大木弁護士に助けられながら自分で思いも寄らない方向へ展開していく。
読了日:12月28日 著者:牛島 信

宝石 ザ ミステリー
読みきり短編で、色々なタイプの話が読めて楽しかった。笹本稜平さんの作品は「恋する組長」の続編、大沢在昌さんの作品は「狼花」の続編的なものでワクワク楽しめた。それぞれの作家さんの特徴が出ていて今野らしいなとか東野さんらしいなとか頬が緩む。まだ読んだことの無い作家さんのものも多いので、次、選ぶ際の参考にしたい。
読了日:12月22日 著者:

共鳴共鳴
家族の再生の物語と言ったらいいだろうか。祖母の死をきっかけに引き篭もりになった新城将を更生させようと、母方の祖父で元刑事の麻生和馬が無理やり引っ張り出して、奇妙な同居生活が始まった。同じように祖母を亡くした近所に住む高校生、田口健太が和馬に相談に来たことが発端で、それぞれの親子間の確執やわだかまりに向き合うようになる。ちゃんとお互い向き合って話し合わないとダメだよねということを、自分の身に置き換えて考えてしまった。将と麻生は向き合う決心をして一歩踏み出した。自分はどうだ。
読了日:12月16日 著者:堂場 瞬一

ビギナーズラック (徳間文庫)
今野さんのいろいろなジャンルの作品が一つに集まった短編集。ジャズ水滸伝の比嘉隆晶や警視庁公安部の倉島達夫も出てきて嬉しい。私は「未完成の怨み」で、プラモデルは組み立てられるために生まれてきたに共感。
読了日:12月13日 著者:今野 敏

仮借なき明日 (集英社文庫)
血生臭いハードボイルド。大手農機メーカーに席を置く原田亮平だが、上司との対立で辞表を叩きつけるも常務に慰留されて休職の身。その原田にフィリピンの工場での不良品の異常発生の実情を確かめるため、出張を命じられる。そこは現地のマフィアや汚職警察官と工場の支配人や工場長との癒着によって成り立っていた。原田の調査によって均衡を保っていた関係が崩れ、報復合戦状態に。原田は善の側なのだが、あまり良い感じもしない。工場支配人のやり方は間違っているが、言い分は理解できなくもない。最後は救いの無い結末。
読了日:12月11日 著者:佐々木 譲

毒を出す食 ためる食[実践編] (PHP文庫)
ほとんどすべての不調は消化力が乱れていることで生じる。というのには少々?マークが浮かぶが、アーユルヴェーダの考え方がベースにあるようだ。ここの書いてあることを全て実践するのは難しい。とりあえず、白湯を取り入れてみようかなと思いました。
読了日:12月06日 著者:蓮村 誠

買収者(アクワイアラー) (幻冬舎文庫)
弁護士の大木のところにやってきた依頼者、長野は65歳の功成り名を遂げた男。かつての先輩で今は犬猿の中の大物財界人、栗山の62歳の妻、英子を奪うため、栗山の会社を乗っ取ると言う。合法的復讐を果たして英子と幸せに暮らせるはずだったが・・・最後は凄惨な感じですね。
読了日:12月06日 著者:牛島 信

平成猿蟹合戦図平成猿蟹合戦図
お猿さんと蟹さんが出てくるお話、スカッとするべ?と瑛太くんが言っているのを読んで、なるほど、この平成の猿蟹合戦もスカッとするか、とちょっと納得。
読了日:12月02日 著者:吉田修一

2011年12月の読書メーターまとめ詳細
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