先日のももさんのブログを拝読して連想ゲーム的に考えたことを、つらつらと書いてみます。
自分は残念な結果だったにもかかわらず、友に”おめでとう”と言えた小学生。そして、そんな友に”おめでとう”と言ってもらった小学生。きっとどちらのお子さんも、合否以上の何かを得たんだろうな、と思います。
自分に置き換えたとき、同じことが出来るか?と問われれば、自信がありません。大の大人なのに。
そして、少し前に視聴したオレンジ先生の配信を思い出しました。
中受を通して精神的に成長する
1:40:00~51:00くらいです。
<要約>
嫌なこともしないといけない。
あの中学に合格するにはこれもしなければならない。
本来はもっと先(大人)で求められることを小学生で求められるから、中学受験は難しい。
それをどう親が持っていくか(鞭?飴?子供にお任せ?)、親の伴走力が問われる。ここは各家庭の方針。
中学受験を通して、”やりたくないこともやらなきゃな”と精神的に成長していく子もいる。
辻村深月『島はぼくらと』
さらにここで思い出したのが、下記にも書いた登場人物のセリフです。
『好きなことを続けるためには、好きじゃないこともたくさんやっといた方がいいよ。たとえ、それが無駄に思えるにしろ。いずれ、感謝する時もくるかもしれないから』 (一部抜粋)
辻村さんはこのセリフを高校生の登場人物に向けて書いていらっしゃいます。我々公立のんびり組が徐々に身に付けてきたことを、10歳やそこらで求められる世界。
やっぱり中学受験って怖いな。
教え子
最後に、私が田舎の弱小個別塾
で講師をしていたときの教え子の話を書かせてください。
当時担当していたのは、私立中高一貫校に通う中1男子でした。彼の家はおじいさまが起業され、当時お父さまが2代目社長。彼はそのままいけば3代目?という家庭環境でした。
決して勉強が好きなタイプではありませんでした。(そもそも好きな子の方が稀ですよね
)でも、きちんと私立中学に合格したのだから、小学時代努力したことは明らかです。そして、やっと受験が終わったというのに、また塾に通って(通わされて)頑張っていました。
そんな彼の言葉で、今も忘れられない言葉があります。
「きっとお父さんの代でお金は無くなる。だから僕は勉強しないといけない」
当時20代の私、何を言っているのか全く理解できませんでした。
彼は今現在苦労していない。何なら、我が家よりかなり裕福。私立中学にも通わせてもらって、こうやって塾にも高いお金払って、何言ってんのー(笑)って感じです。
当時は冷めてるなーと思いましたが、彼はある意味オレンジ先生がおっしゃる、中受を通して精神的に成長したタイプなのかもしれません。
少なくとも、なぜ今勉強しないといけないのか、を考えたことがある子です。まさか彼が言うように、お父さまの代でお金がなくなるなんてことはないでしょうが、”会社に残るにせよ、外の世界に羽ばたくにせよ、勉強はしなければならない”ということを、彼はしっかり考えていたんだ、と今振り返ると思います。もちろん、元々精神年齢が高かったのもあるでしょうが。
最後まで見届けることなく私は辞めてしまったので彼のその後は分かりませんが、今もどこかで当時のまま飄々とやってくれていたらいいな、と思います。
さて、我が子はどうだろう?
中学受験を通じて精神的に成長することはできるだろうか?
いや、違うな。
親である私は、子に負けじと成長できるだろうか?
いかなる結果であれ、”やって良かった!”そう思える受験にしたいなと思います。
長文失礼しました