くまさんは性別くま

くまさんは性別くま

Twitterのセクシュアリティ診断では「シスジェンダー女性、アセクシュアル」と診断された人の徒然日記。
自分のこととか行ったカフェの紹介とかしていきたい。

Amebaでブログを始めよう!

今年の花見は「縮景園」でしてきました!

縮景園では3月26日~4月4日の間夜桜ライトアップをしています。

 

まだ明るい時間に行ったので、薄暗くなるまでは「にわかふぇ」で早めの晩御飯をいただいてました。

夜桜綺麗だった🌸

いろんな種類の桜が咲いているので、色も豊かで楽しかったです。

 

婚活と同時進行していたのが、自分のことを見つめなおすことでした。

 

自分は将来どうなっていきたいんだろう?

今の私の仕事は、職群を変更すれば全国転勤の可能性がある仕事です。

私は昨年の冬、全国転勤可能な職群に転換する決意を固めています。

もしこのまま婚活を続けて、万が一結婚することになったら全国転勤ってできるものなのかしら?

とてもではないけれど、そんなことできる気がしませんでした。

日本国内色々なところで働く夢を捨てて結婚するのか?

それは自分にとって幸せなのか?

 

私は結婚して子供が欲しいのか?

そもそも、結婚や恋愛には性行為というものがどうしてもついてまわってくる。

その、性行為を他人がするのは何とも思わないけれど、自分が関与するのは絶対に無理。

腕を組まれるのも、手を握られるのも、肩をたたかれるのも、髪に触れられることさえ無理。

恋愛の好きと、友情の好きの違いも曖昧な私は、小さな頃から「結婚はしない」と両親に伝えていたのです。

解は最初からそこにありました。

 

自分の趣味ってなんだろう?

カフェ巡りは好きだけれど、旅行の時にしかちゃんとしていなかったなと思い、本格的にカフェ巡りをしてみることにしました。

自分へのご褒美にもなるし、いい趣味になりそうな気がしています。

あと、仕事が趣味なのか疑うような生活をしているので、いっそのこと仕事が趣味ですって言えるくらい頑張ろうと思いました。

 

LGBTQ+に触れてみる。

Twitterのセクシュアリティ診断というものを見つけたので、それをやってみました。

なるほどなと思うところもあったけれど、綿密なところは納得できない部分もありました。

そこで、体系的なものに囚われずに自分のことについて見つめてみることにしました。

 

友情か恋愛かは分からないけれど、とても好きになった人はいずれも親しい人であったこと。

一目ぼれや知り合い程度では好きという感情すら覚えないこと。

これらからもしかすると私は「デミロマンティック」なのかもしれないと思いました。

デミロマンティック(demiromantic)とは、恋愛感情を滅多に抱かないのですが、「強い感情的な絆や、信頼関係が築かれている関係」の人に対して稀に恋愛感情を抱くセクシュアリティのことです。

 

そして、性行為は絶対に無理だと思っていることから「ノンセクシャル」だと思いました。

ノンセクシャルとは、恋愛感情はあるが他者に対して性的欲求を抱かないセクシャリティのことです。

 

自分が持って生まれた性別について。

スカートははかない選択肢がとれるならはかないけれど、別に嫌いなわけではないです。

自分にはあまりスカートが似合わないし、冷えでお腹を壊しやすいからというのが大きな理由です。

お化粧も面倒だけれど、頑張れば自分に自信が持てるようになるものだし……。

自分が女性であることを楽しんでいるのは事実なので、特にその部分へ不安は持っていないです。

 

今なおトラウマになっていること。

高校の頃から親しくしていた友人に「恋人はいないの? 仲良しな異性は?」と聞かれた時、めちゃくちゃ仲良しな異性はいるけど、恋愛でどうこうなりたいわけではない話をしたら、「本当は恋愛的な意味で好きなのを気付いてないだけだよ。かわいそう」と言われたこと。

これ以降、リアルの友人は怖くて全部切ってしまいました。

とてもではないけれど信じられない。

今はネットで知り合った友人だけとつながっているので、地元に友達はいません。

 

私にとって大切なことは、仕事をずっと続けられることと、血のつながった家族と、自分の感性を信じてあげることです。

 

でも、流石に地元に友人が一人もいないのもなと思って、前回のブログ記事の最後に書いたように友達作りに動き出すことにしました。

 

ようやく「自分のことは小学生のころから一番自分が分かっていた」と思い直せたので、備忘録の意味を込めてブログに書いてみようと思います。

 

私の生き方についての迷走が混沌を極め始めたのは、2022年1月中旬。

月1のものの影響を受けて思考が暗くなっていた時でした。

 

「従弟が結婚するって聞いたけど、私もそろそろそういう相手を探さないとヤバイのかな」

 

小学生のころから「絶対に結婚しない」と両親に宣言していたにも関わらず、メンタルが弱っていたこともあってこんなことを考えてしまいました。

 

大学生のころ、高校生の時の友人に「恋人はいないの? 仲良しな異性は?」と聞かれた時、めちゃくちゃ仲良しな異性はいるけど、恋愛でどうこうなりたいわけではない話をしたら、「本当は恋愛的な意味で好きなのを気付いてないだけだよ。かわいそう」と言われました。

「恋愛はともかく、先に待つ性行為が吐くほど無理だからはなから選択肢にない」と説明したって分かってもらえないことを瞬時に悟ったので「そうなのかな~」とごまかしたけれど。

 

やったことがないことを否定するのは自分のメンタルによくないので、とりあえず恋愛前提で動いてみることにしました。

無駄な行動力だけはある私は、勢い余って婚活アプリに登録。

何種類も登録してみたんですが、自分にあっているのは1つだけだなと思ったので、他は全部削除してとあるアプリに一本化。

 

なんとなく好みそうな男性にいいねを送ってみたり、メッセージのやり取りをしてみたり。

あとは、Yahoo!ニュースに時々乗っている男性に好かれるには~というような記事を読み漁ってみたり。

とにかく婚活をしなくちゃという謎の使命感に突き動かされていました。

 

2022年2月中旬、従弟の結婚式に参列。

そこで父に「ここの披露宴会場だけは絶対にやめとけよ」と言われ、父が私に結婚という未来を希望していた事実を知りました。

祖母や他人には何と言われようと流せましたが、流石に堪えましたね。

 

私は今の会社へ正社員として入社するまでは、フリーターとして悠々自適に過ごしてきたのですが、数年ほど前に「正社員にならないなら見合いしろ」と父に言われたのをきっかけに正社員になりました。

父から言われる前に、私も流石に臨時職員を一生続けるのはなと思っていたので、転職セミナーへ行く手配をしており、ちょうどそういう流れだったんだと思います。

「見合いをするくらいなら正社員になる」と言ってもぎとってきた今の会社だったので、それもあって、あの日私の結婚に期待をしている父の発言が深く胸に刺さってしまったんですよね。

 

する気がないって分かってくれていたわけじゃなかったのかという落胆と、そして、何よりおばさんとおじさんが従弟の結婚式で感動しているのを見て、私の両親に私はこんな体験をさせてあげることができないんだと気付いてしまった。

 

母はともかく、父は結婚式に新婦の父という立場で参加することを夢見ているんだ……と理解してしまった。

 

一月ほどやって、婚活アプリ面倒だなと思っていたにも関わらず、今度は何とかデートを取り付けなければという妖怪と化してしまった私。

なんとかメッセージを重ねてきた人と一度お会いしたのですが、そこで「やっぱ無理だ」と悟ってしまいました。

 

お相手の方が悪いわけではないんですが、もうなんというか「無理」の一言に尽きるんですよね。

いやー、無理。

私が人のことを好きだなと思うのって、すごく親しくなって、どんな人か分かって、友達みたいな関係になって初めて好きだなという気持ちが芽生えるんですよね。

しかも私って友達を友達だと思えるまでには少なくとも3年はかかる人間なんです。

好きという気持ちは抱くし、好きの大きさも色々持っているのですが、恋なのかなぁと思うことはあっても決定的にこれが恋だとなったことはないので、もしかすると恋自体したことがないのかもしれないです。

 

そんな人間が婚活アプリで人を好きになるなんて、土台無理な話なんですよね。

最初から分かっていたことなので、メッセージや休日に時間をいただいてしまった男性方には大変申し訳ない気持ちでいっぱいなんですが、でも多分ここまでしないと自分に希望を持ってしまっただろうから、無駄な期間ではなかったです。

 

ちなみに、男性と一緒に行ったカフェは私がとても行ってみたかったところですし、今度は会社の後輩ちゃんを連れて行こうと思うくらいには気に入りました。

 

とりあえず婚活は諦めて、同時進行していたお友達作りにシフトしていこうと思うくまなのでした。