悪質なLGBT授業によって被害を受ける人を減らす取り組みをしてはどうか、と考えました。

以下のようなツイートをしたところ、わりと興味を持ってくれている人がいるようです。

 

今回はこれについて書いていきます。

 

1、このプロジェクトが必要な理由

 

これを思いついたのは、ヤフー知恵袋で、以下のような文言を含む相談が寄せられていたことが発端です。

「学校でLGBTの講義をしてくれた外部講師(FTM)の方が『自分の性別はどちらだと思いますか?』という質問をし、私が当てられました。」

 

 

これにとどまらず、学校で行われたLGBT授業によって辛い思いをしたという生徒の声は、ときどきTwitter上で見られ、そのツイートに対して多くのいいねやリツイートが付いている場合もあります。

つまり、LGBT教育によって辛い思いをしている子どもたちが存在し、またLGBT教育の問題に関心を持っている人も多いのだと考えられます。

 

ここで、LGBT教育について考えるとき、今まで僕は、

(1)「そもそもLGBT教育というものは行うべきかどうか」

(2)「LGBT教育を行うとしたら、そこで教えるべき知識とは何か」

という観点からしか考えていませんでした。

しかし、(1)については、LGBT教育賛成派と反対派がいて、その議論の決着をつけるのはそう簡単ではなさそうです。

というのも、すでにLGBT教育をビジネスにしている団体があったり、政治的な問題が絡んできたりして、単に「LGBTの子どもたちのため」とかそういう問題ではなくなってきているからです。

(2)についても、やはり困難な問題を抱えていて、スムーズに決まりそうには思えません。

そもそもLGBTについて何が正しい知識なのか、僕もわかりませんし、日本語で書かれている本や教材を見ても、それぞれで書かれていることが違ったり、明らかにおかしなことが書かれていたりします。

つまり日本においては、全然調査や研究が進んでいないといえるのであり、まずは研究を進めるところから始めなければいけません。したがって、けっこう時間がかかる取り組みだと言えるでしょう。

 

とはいえ、そんな悠長なことを言っている間にも、悪質なLGBT講師(悪意を持っている者だけにとどまらず、無知な者、いいかげんな気持ちでやっている者を含む)によるLGBT授業は、現在も多くの学校などで行われています。

そして、結局被害を受けるのは子どもたちです。

さらにいえば、そのような授業の影響を受けた子どもたちによって、間接的に社会全体に悪影響を及ぼしていくでしょう。

 

したがって、「LGBT教育の是非」「LGBT教育の内容」といった長期的な視点で取り組むべき課題とは別に、短期的な視点で、「今現在、LGBT教育によって被害を受ける生徒を少しでも減らす」という取り組みが必要であり、かつ有効ではないかと考えました。

もちろんこれは、根本的な解決を目指すものではなく、対症療法といえるようなものなので、並行して長期的課題についても取り組んでいく必要があることはいうまでもありません。

 

2、子どもたちが受ける被害

 

それでは、悪質な授業内容により、子どもたちがどのような被害を受ける可能性があるかを考えてみたいと思います。

ここでの被害は、「授業を受けることにより、それを受けた子どもたちが辛い思いをする場合」を考えます。

したがって、「LGBT授業の結果、LGBTが増えて少子化が加速するのではないか」とか、そういうのはなしです。この意見について考えたい場合は、ここではなく、長期的取り組み、すなわち「LGBT教育をそもそもすべきかどうか」という課題の中で取り組んでいってほしいと思います。

あくまで今現在、近い将来に生じる被害を考えます。

僕が思いついたのは、以下の3パターンです。

  1. 授業内容によって受ける苦痛
  2. LGBT探し、暴言等の誘発
  3. 不正確な情報による混乱

1、授業内容によって受ける苦痛

これは知恵袋の内容にあったものが例としてあげられます。

授業内で、強制カミングアウトになりかねないことを、講師が生徒に問いかけたということです。

他にも、「体の性、心の性、好きになる性」の図に、自分自身について書き込ませるというのも同じ問題を抱えているといえます。

具体的には、他にもあると思います。どのような事例があるかについて調査していくのも必要かもしれません。

 

2、LGBT探し、暴言等の誘発

冒頭で引用したツイートに「みんなの心無い発言」が聞こえてきたとありました。

 

(上記引用ツイートは削除しました。よって概要を説明します。LGBTに関する授業があって、その中でクラスの他の生徒が、心無い発言をしていて、辛い思いをしたという内容です)

 

授業で取り上げるとなれば、そのような発言が出るのは十分考えられることです。

教室内にも当事者生徒がいるとすれば、そのような発言に辛い思いをすることになります。

そして、そのような発言をやめてほしいと訴えたり、そこで退出したりすれば、当然ながら「あの子はLGBTなのではないか?」と疑われることにつながりかねません。

また、授業中には先生や講師の目を気にして、ひどい発言をしなかったとしても、授業後の休み時間や放課後などに、先生の知らないところでそういった発言が飛び交うといったことも考えられます。

 

3、不正確な情報による混乱

これは、たとえば講師が

「こころの性、からだの性、好きになる性のそれぞれに、男・女・中間の3種類があって、その組み合わせで性別は27種類あります。1~27まで数字をつけると、1はゲイで、2は異性愛者の男性で……」

などと不正確なことを述べた場合を想定してみてください。

このとき、「自分はどれにも当てはまらない。自分はおかしいのではないか」などと生徒が悩む場合です。

たとえば、この説明だとアセクシュアルの人の場合、27種類に当てはまりません。また、恋愛的指向と性的指向が一致しないなどの場合も考えられます。

細かな議論は置いておくにしても、このように乱暴な分類をして、それを「正しい」として授業で教えられた場合、その考え方に当てはまらないあり方の生徒がいた場合、混乱したり排除されたと感じる場合があるといえます。

 

3、対策の内容

それではこのような被害に対処する取り組みとして、どのようなものが考えられるでしょうか。

ここで、以下のような指摘をいただきました。

つまり、何か指針を作ったとしても、その遵守の確認ができない、監督する教師自身が知識不足で判断できない、という問題があるということです。

たしかにその通りだと思います。

 

そこで、被害対策の内容として、以下のようなものを考えました。

  1. 授業内容の可視化
  2. 講師の明示
  3. 児童生徒の声の聞き取り

これらを行うのは、授業を行う講師ではありません。教育委員会等を想定しています。

また、これらは、LGBTに関する知識がなくてもできるものです。

以下、説明をしていきます。

 

1、授業内容の可視化

LGBT授業を行う際、その内容をインターネット上で公開することを原則とするものです。

とはいえ、授業の映像を公開だと、児童生徒のプライバシーの問題等もあります。

よって、指導案、授業で用いた配布資料・パワーポイントや上映した映像、授業中に講師が発言した内容の記録等を公開すると良いと思います。

こうすることで、強制カミングアウトをさせるような講師の発言などがあった場合、明らかに誤った知識内容の指導があった場合など、それが明らかになります。

その場にいる教員がそれに気づかなくても、ネット上には知識の豊富な人がたくさんいるので、それを指摘し、教育委員会等に報告できます。

 

これは、被害を防ぐというだけでなく、教育内容の蓄積と共有をしていくことにもつながるので、LGBT教育賛成派の人々にとって、授業の質の向上というメリットもあります。

2、講師の明示

外部講師が授業を行う場合、前述の授業内容とともに、その講師の名前や団体名を公開します。

これによって、無責任な指導はできなくなります。

一方、良質の授業をしている講師については、その内容が公開されることで、安心して学校側からも依頼をすることができます。

講師の資格や専門分野なども同時に記載することで、法律や医療、教育など、知りたい分野に特化した講師を探すこともできます。

 

3、児童生徒の声の聞き取り

授業の後にアンケート等を実施する場合がありますが、これは完全に信用できるものであるとはいえないでしょう。

たとえば、FTMで未カムの子どもが、強制カミングアウトにつながる質問「あなたの性別は何ですか?」を講師にされたとします。しかし、性自認の性を答えると、カミングアウトになってしまうので、しかたなく「女」と答え、嫌な思いをしたとしましょう。

しかしこれをアンケートに書いたら、結局カミングアウトになってしまいます。

したがって、嫌な思いを抱えたまま、それをアンケートに書けない状態になってしまいます。

 

そうでなくても、講師や教師が読むとわかっているアンケートに、正直な思いを書ける子ばかりがいるわけではありません。

このような人権的な授業の場合、「LGBTへの差別はいけないと思った」「LGBTの人を支えて配慮しようと思った」などと書いておくのが模範解答だ、と考える生徒も多いような気がします。

 

よって、教育委員会等へ直接、自分の名前を知られずに報告できる手段が必要だといえるでしょう。

インターネット上で、あるいは郵送などで、教師や外部講師を通さず意見を伝える仕組みがあると良いでしょう。

 

おわりに

ここに書いたのは、とりあえず思いついた案であり、実際にはもっとこれを練っていかなければならないでしょう。

また、このようなことを実行するための手段についても考える必要があります。つまり、教育委員会等へどのように働きかけていくか、といったことです。

 

なので、案や意見等があれば、Twitter上でコメントをどうぞ。

 

https://twitter.com/kumanokaito/status/1056112042275332096