お世話になっております。

進学校の生徒さんからの相談で非常に多い内容です。

「予習が課題になっており、それにばかり時間を取られて自分の復習が出来ない」

非常に多い相談ないようなのですが、身に覚えはありませんか?

携わった生徒さんの中には、この予習が明け方近くまでかかってしまい、健康に不調をもたらしていた生徒さんもいらしゃいました。

 

正直、時間効率を考えたら、新しい知識を取得するのを、自力で行うのはあまり効率はよろしくありません。つまり、同じ時間を掛けるのなら、予習型の学習は復習型の学習よりも効率が悪い形です。

しかしながら、何故学校はそれを強いてくるのか?

答えは非常に単純です。

「教科書の内容を全て授業時間に教えていたら、授業時間がいくらあっても足りないから」

という、身も蓋も無い理由が真相だったりもします。

 

進学校であれば、当然大学入試レベルまで、各教科鍛え上げる必要がありますが、教科書の内容自体が非常に多く、授業時間内だけでは収まらない形なのです。だから、「せめて基本的な内容は自身で習得してもらい、授業ではより実践的な内容を」教えていく方針が多く取られています。

このため、予習がうまくいかない生徒は成績が落ち込んでしまう傾向が非常に高いです。

 

では、予習を上手くいかせるためには?

答えは単純です。自力習得よりも、誰かに教えてもらう方が、圧倒的に効率よく学習できます。それがマンツーマンの形であれ、予備校の様な一斉授業の様な形であれ、とにかく、「誰かの説明を受ける」ことです。

しかし、「そんな毎日授業を受けれる様な環境はない」と思われるかもしれませんが、現代日本で生活をされているなら、既に環境は整っています。

 

答えはインターネット。

このご時世、インターネットを駆使して集まらない情報はほぼありません。

映像授業 〇〇(単元名)

と検索すれば大概その単元の映像授業が見れます。

 

例えば、「映像授業 数学 集合」と検索したら、以下の映像授業がトップページに出てきました。

㈱トライグループさんが展開しているTry ITですね。

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決してトライさんの回し者ではありませんが、これはこれで非常に役に立ちます。

簡単な登録は必要ではありますが、利用料無料です。

しかも、結構わかりやすい。

色々調べてみましたが、主に偏差値50以下の生徒さんを対象にした映像授業のようです。

インターネットがつながる環境下であれば、どこでも見れるのもいいですね。

同じく、映像授業を展開しているスタディサプリさん。

有料ではありますが、非常に安価です。

Try ITとの違いとしては、Try ITは主に偏差値50以下の生徒さんを対象としているようですが、こちらはそこそこ高い偏差値の生徒さん向けにも作られているようです。

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有料となるのがネックですが、一度登録してみるのもありかもしれません。

 

というように、映像授業は既に塾内だけで見るものではありません。

自宅でも十分視聴可能になります。しかし、映像授業が何故これだけ安価に出回るのか?

これも単純なのですが、それだけでの100%習得は非常に困難だからです。(質問しても返してくれませんし。。。)

 

では、映像授業をどう活用していくか?ですが、これもまた単純です。

ノートを広げて筆記具片手に実際に授業を受けるような形で見ていく。

これが一番地味ですが、効率よく予習できます。

実践した生徒さんの中には、これまでの予習時間が半分になったという声もあります。

ぜひお試しください。