彼との連絡を絶ち10日あまり。
何度か着信が入っていましたが私はかけ直す気になれずにいました。
辛子ちゃんこないだはごめん。
きちんと話し合いたい。
連絡待ってる。
彼からのライン。どうして謝るの?話し合うって何を?意味がわかりません。
嫌な気持ちにさせることだとわかっていたのなら、謝るくらいなら…私はミサキと会わせた彼を許せずにいました。
彼を許せない自分にも苛立っていました。
そんな時、学校へ行くと
「辛子〜!久しぶり〜!あ、ねえねえ!今日ご飯行こうよ!新しくできた韓国料理の店!」
友達のアユが話しかけてくれました。
アユはスタイルもよくて顔も超絶可愛いギャルです。顔は今で言うと、ゆうちゃみさんに似ています。(彼女は浜崎あゆみさんに憧れていてたので、ここではアユと呼ぶことにします。笑)
明るくて学校でも人気者のアユ。私みたいな芋とも仲良くしてくれる優しい子で、私は生まれ変わったらアユのような美女になりたいと憧れていました。
私はアユとごはんに行くことに。
アユに彼との出来事、自分の気持ちを正直に話しました。
何も言わず最後まで話を聞いてくれたアユ。アユはスンドゥブの豆腐を銀色の長いスプーンで粉々にしながらこう言ったのです。
「辛子〜。もしよかったらなんだけど、、嫌なら全然断ってよ?よかったらさぁ、うちの店で働いてみない?ね!楽しいよ!一日だけでもいいから!」
「え?!?アユ、私の話聞いてた?!」
「笑笑。ごめんごめん。彼ひどいと思う。それにミサキって女はもっとありえない。ありゃあ女の敵だわ。でも話聞いてたら辛子まだ彼のこと好きじゃん。意地になってるだけで。だったら、辛子。彼もミサキって女も見返してやろうよ!ね!私に任せて!」
私はアユの言っている意味が全くわかりませんでしたが、キラキラ光るアユの笑顔を見ているとなんだかもう何も考えられなくなってしまい、次の瞬間には
「私、、ブスだし太ってるしコンプレックスの塊だよ。。。大丈夫かな?」
なんて聞いてしまっていたのです。
言うのが遅れましたがアユのおばさんはラウンジのママで、アユはそこでアルバイトをしていました。
アユは女神のような微笑みでコクリと頷くとさっさとお店のママに電話し
私は来週、夜の街デビューすることが決定したのです。今までサイゼ○ヤでしかアルバイトしたことがない私が、、、美女揃いのラ、ラ、ラウンジだと?!?
帰り道、動機が止まりませんでした。滝汗
