その5~悪い担当者の見極め方~

第1回の最後に、実例も含め、悪い担当者の見極め方を伝授したいと思います。


 1 業界歴3年以上で、宅建の資格を持っていない
      勉強してない証拠です!問題外です。
      物件を契約する前の重要事項説明が、いきなり他の担当者に代わりますよ!
 
 2 自分が見た事ない物件をあたかも見た事ある様に紹介する
      紹介する物件を下見しておく事が業界の常識です。    
      人気物件で、見た事なければ、正直にそう伝えるべきです。

 3 たぶん・・・おそらく・・・などの曖昧な言葉が出てくる。
      ありえません。解らない事はその場で家主さんや業者さんに聞けます。

 4 事前に問い合わせ入れて、条件を伝えていたのに物件資料を揃えていない。
      これも問題外です。失礼です。
      最悪パターンは、お客様の前で賃貸情報誌を広げたりします。
      あなた、必要ないじゃない・・・

 5 案内の際、道を間違う(道にまよう)
      下見してません。あきらかにやる気がない営業マンです。

 6 現地でのお待ち合わせを簡単に承諾する
      これも親切なようで、実はやる気がありません。
      本気でこのお客様に良い物件をお探ししようと思っていれば、資料が揃っている
      店舗へのご来店を誘導するはずです。
      お客様の都合や、物件が遠方で仕方ない場合は、他の物件の資料も持ってくるはずです。

      また、現地に駐車スペースがない場合や、交通事故があった場合の事も考えてます。

 7 手帳を持っていない
      不動産仲介業務は多忙です。他のお客様との都合上、スケジュール調整が必要です。
      人気のある営業マンほど、忙しいものです。
      その中で、時間調整してお客様と十分にお話しが出来るようやっています。
      いつでもいいですよ!という営業マンは暇なのです。ヤバイです!

 8 7つ道具を持っていない。
      ご案内の際、スリッパ、メジャー、方位磁石、電卓、等の道具は必ず持っている物です。
      
 9 身だしなみ、車が汚い
      不動産に限らず、問題外ですよね(笑)
      中には、スーツ、車、息がタバコくさい人がいます。お客様をなめてます。
      あと、靴を見れば解ります。不動産の仕事は必ず靴を脱ぎますので、気を使います。
      人気のある営業マンはピカピカです。

10 物件を見にいく前に、学校・保育園・幼稚園・スーパー等を聞いてみると良いでしょう。
      もし、知らなかったら、そもそも、その地域の事自体を知らない人です。
      もはや営業マンではありません。
      その辺のコンビニで店員さんに聞いたほうがマシでしょう・・・


第1回講座 終わり・・・