お部屋探しの際に、お客様が知っておかなければならない基本的な事なんですが・・・
重要事項説明の時まで知らずに・・・何となく話を聞いて、契約・・・
最初から知っていれば・・・なんて事がないようにしましょう!

その1 ~会社の方針と担当者の売り上げ~

業者・担当者は、どこを決めてもらったら都合がいいのか?
これは(会社の方針)によってくるのだが・・・
お客様は、これを解っていないと、担当者の都合でとんでもない物件を契約する事になる!
特に初めてのお部屋探しや、進学・転勤で、相場や地域の利便性が解っていないと、ヤバイ!
『ネギしょって来た!』状態にならないように・・・

仲介会社は、仲介手数料(=売り上げ)を追っていて・・・
管理会社は、入居率(空き部屋を埋めたい)を追っている・・・
自社物件やサブリース物件を持っている場合は、とにかくそれを埋めたい・・・

どんな業界でも当然そうなんだが、会社の方針や都合があり、
それにともない営業マンの売り上げがある・・・
そこに巻き込まれないようにする事が、お部屋探しの最大のポイントなのである。

仲介手数料とは?

賃料の1ヶ月分(課税業者であれば、プラス消費税)
この積み重ねで担当者は売り上げを求められている。

例えば、家賃50,000円の物件であれば、売り上げは52,500円なのだ!
中には自社で所有している物件を決めたら、30,000円売り上げに加算してよい!とか、
管理まで家主さんから任されている物件であれば、プラス30,000円とか!
会社の内部での売り上げ計上の上乗せもあったりする。

しかし、他の業者さんとの共同仲介であれば、その半分26,250円になってしまう。
業界では、これを半賃(ハンチン)という!

とにかく、ややこしいのだが、例えば熊本の仲介会社にて私が上げた売り上げは、
数年前の3月度で、400万円弱ぐらいでした。
とにかく数字を追わされていて、正直、お客様の事なんて考えていませんでした。
(その時は、ハンチンでの他社仲介は1件もなかった・・・)
つまり、売り上げ効率が高い範囲内の物件しか紹介していなかったという事なのです。

その頃の反省から今の自分があるのですが・・・

ただ、1日に8本とか申込みもらってましたが、お客様のお顔とお名前は一致していました。

(その2)へ続く・・・