おてもやんの熊本観光日記 -5ページ目

荒尾炭鉱・万田坑(世界文化遺産(世界遺産)の暫定リスト入り)★★★★

荒尾炭鉱・万田坑(世界文化遺産(世界遺産)の暫定リスト入り)
オススメ度 星星星星





荒尾炭鉱


2008/9/26に、万田坑跡は、旧三池炭鉱の宮原坑跡と共に「九州・山口の近代化産業遺産群 」の一部として世界文化遺産(世界遺産)の暫定リスト入りしました。

荒尾炭鉱は、三井により福岡県大牟田市、熊本県荒尾市にまたがり建てられた、日本最大の産出量を誇った炭鉱地として栄えました。明治30年(1897年)から同35年(1902年)にかけて作られた第一竪坑と、明治31年(1898年)から同41年(1908年)にかけて作られた第二竪坑とからなります。当時は20万人がこの地で働きました。自分の働いている会社の規模と比較して考えてください。20万人です。すごい人数です。

昭和26年採炭を中止。第一竪坑は、北海道(だったかな?)で利用するために解体され、現在は基礎の部分が少し残っているだけです。(こちらは、エレベーターが4基あり、大きかったようです。)

現在残っているのは、第二竪坑(エレベーター2基)の、ヤグラ、巻揚機室、倉庫及びポンプ室、安全燈室及び浴室、事務所、山ノ神祭祀施設などが保存されています。


炭鉱の穴は200m以上掘られたそうです。現在は、ふさがっていますが、昔1棟あったところの土台が残っているところは、埋められていなく下を見ることのできます。しかし、水があふれてしまっているので、水の水面までしか見えませんが、結構奥まで見えてすごさが伝わってきます。

世界遺産の暫定リストに載ったのに、熊本でもあまり有名な観光地ではありません。
福岡との県境にあるため、場所がらもあるのかもしれませんが、高速(菊水IC)を降りてから荒尾炭鉱までは看板も何もありません。道路から見えるので、通り過ぎることは無いと思いますが、もっと観光地として主張をしてもいい十分な見ごたえのあるところだと思います。

普段は炭鉱はしまっているので、
万田炭鉱館へ行き、ガイドを頼むと開けてくれるようです。

ちなみに、炭鉱の時代の映画やドラマなどの撮影に使われることが多く、私が行った時も撮影の準備をしていました。(小雪がいたようです。)


万田坑 から詳しい歴史・写真などが見ることができます。



地図 荒尾炭鉱内地図 拡大できます。 

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【入場料】
万田炭鉱館 無料 (トイレはココを利用しましょう。)
荒尾炭鉱 無料 (ガイドは有料で1人につき200円ですが、私達が行った時は無料でした)


第二
第二竪坑の巻揚機室(エレベーターの操縦室があります。)見学可
第二竪坑裏
第二竪坑巻揚機室の裏側。エレベーターの太いロープが鉄塔に繋がっている部分です。

櫓
ヤグラ
エレベーター2基を支えていた鉄塔です。
安全
安全燈室
作業員はここで、頭につける電燈を充電してから地下に行きます。炭鉱口
炭鉱口横の壁。
ラピュタを感じました。エレベーター
エレベーターエレベーター
エレベーター。
ここに人が乗っていました。20人だったかな・・・。
外
エレベーターの線路を伝って外に出るとこんな感じ。


運転室入り口
第二竪坑巻揚機室の入り口
内部は当時のまま残されています。
大きなロープ
2基あります。大きさを人と比べてください。

スイッチ
スイッチ。

操縦
ブレーキをかけるところ。操縦席ですね。ラピュタを感じません?

盆踊り
盆踊りのセット(小雪出演)が組まれていました。まさに「月~が~」ですね。

基礎
第一竪坑の残っている基礎部分。
昔のコンクリートって・・・崩れそうなコンクリートだと思いました。砂利がたくさん入っていますし、鉄筋は・・・どこ?
上の盆踊りの写真の左側に位置します。

万田坑館
万田炭鉱館
資料館です。綺麗なトイレもあります。

万田炭鉱館
万田炭鉱館内部

衣装・道具
作業着や道具が残されています。



山の神
山ノ神祭祀施設
工事の無事を願い、毎日工事に入る前にここで祈りをささげてから入ったそうです。

荒尾炭鉱
事務所(とくに案内されませんでした)


入り口
第二竪坑入り口



地下へ
地下へ行く前に、必ず怖い人がチェックをしたそうです。火気厳禁。炭鉱の現場ですから、火を使うと大爆発します。
万田坑の歴史では一度爆発が起きています。
エレベーター
炭鉱口の上この上にエレベーターの鉄塔があります。現在は、壊れていて、このような状況

炭鉱口
炭鉱口です。ここから当時は人が降りていきました。現在は埋まっています。

炭鉱はこぶ
炭鉱を運んでいた滑車がありました。

線路
頼りない細い線路が残っています。

ロープ
大きなロープ
これで、エレベーターを支えていました。

油圧系
ロープの速度計
古いですね~いい感じです。

看板
看板。当時の様子が伝わります。

煙突
この炭鉱を運営するためにたくさんの炭が燃やされました。
月が出た出た 月が出た ハヨイヨイ音譜
うちのお山の上に出た
あんまり煙突がたかいので
さぞやお月さん けむたかろ サノヨイヨイ音譜
この有名な盆踊りの歌聞いたことありますよね?これって炭鉱の歌なんですね。
この煙突のところ。それがまさにこの煙突。昔は5本くらいあったそうです。
それほど、たくさんの煙が出ていたということですね。

穴
第一竪坑の下にある穴。
奥の方に見えるのは地下水があふれてきてしまったので、地面は見えていません。もっと深いところまで下っていたのですね。すごさを感じることができます。

メロンパン
帰りにお土産でなぜか頂いたメロンパン。荒尾といえばコレ!名物のふくやまベーカリー のメロンパンです。
甘すぎず、さくさくしていて美味しかったです。
炭
当時、炭は、ブラックダイヤモンドと呼ばれていたそうです。
それほど気持ちを入れて掘っていたんですね。

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【アクセス】
住所: 熊本県荒尾市万町
(看板などはありません 29号線沿いに万田炭鉱館があります。)
駐車場: 有 (無料)
     


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山鹿温泉

山鹿温泉人気ランキング
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1位 山鹿温泉 清流荘 水鏡庵 鹿門亭 4.4 
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山鹿温泉 清流荘 水鏡庵 鹿門亭


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左座家(菅原道真ゆかりの地★★

左座家(ぞうざ家・菅原道真ゆかりの地)
オススメ度 星星



左座家



200年前に建てられた建物で、菅原家の子孫が住んだ家。
菅原家の家紋が入っていたり、訪れる客の身分によって3つの玄関がある格式あるつくりです。
50代続く家柄で、左座力男さんは48代目に当たる人で、この建物で生まれ育ったそうです。(パンフレットに載っています。今はどこに住んでいるのでしょうか・・・。)

平安時代、菅原道真には
兄は菅宰相、弟は菅千代丸という二人の子供がいた。
道真がなくなった後、藤原一族は、その力を恐れられ追い討ちを掛けられた。
その追い討ちを避けるため、兄は、左座(ぞうざ)太郎、弟は菅次郎と改名し、肥後に住んだ。
最初、兄弟は別々に住んでいたが、兄が弟を呼び寄せ左座に改名。そしてその後も代々、五家荘仁田尾を支配したと言われています。

【周辺の観光】

▲ 日本一の石段(3,333段)
▲ 平家の里(平家が落ち延びた地)


参考ホームページ
五家荘ねっと
左座荘(民宿)


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【入場料】
大人200円、小中学生100円


左座荘
向かいにある民宿「左座荘
7,350円~
電話 096-567-5466
台所
土間の台所
衣装
掛け軸と衣装など・・・実際に使っていたものでしょうか・・・。
天井
天井。2階というか屋根裏部屋というか・・・その上が天井です。見ると圧感です。



内部
入り口から見た土間・部屋


資料の展示
土間・資料の展示


欄間
欄間。掘りが見事です。

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【アクセス】
住所: 
熊本県八代郡泉村仁田尾65   (国道218号線からいく場合は、445号線がお勧め。現在、159号線は道路が壊れ、一部迂回になっています。)


駐車場: 有 (無料)    



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湯宿 鶴水荘

熊本県南 宿ランキング
             byじゃらんクチコミ
1位 湯宿 鶴水荘 4.6
1位 通潤山荘  4.6

2位 球磨川旅館 4.4
3位 昇陽館 4.3
3位 清和高原の宿 4.3


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通潤橋・幽玄の甘露(米焼酎)
¥105,000
リカーステーション酒市場
熊本―阿蘇・天草 黒川温泉・人吉 (’08)
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平家の里(熊本一番の秘境)★★★★

平家の里(熊本一番の秘境)オススメ度 星星星星


平家の里
能舞台


熊本一の秘境といわれている五家荘。ここは、平家の落人にまつわる伝説や当時の暮らしぶりが貴重な資料館により分かります。屋島の合戦の際に、扇の的を持ち「この扇を射落としてみよ」と言った女性(玉虫御前→後の鬼山御前)が逃れた地でもあります。鬼山御前はここに落ち延びた後、この的を射抜いた那須与一の息子に追われましたが、ついに結ばれ、一生幸せに暮らしたそうです。

阿蘇氏が熊本を治めていたころ。(戦国時代らへんかな・・・信長の野望で出てくるので)平家の落人達は、ひっそりこの地に住んでいました。しかし、生活に欠かせない塩がなくなり、塩を買うために塩売りと交流を持ったそうです。それにより、阿蘇氏は人がいることに気づき、その塩売りをその地に行かせないようにしました。その結果、ついに塩を求め、阿蘇氏に自分達から出て行ったそうです。そのくらい場所が特定できない秘境の地であったことが分かります。

資料館のほかに、移築された茅葺の家が並び、山菜料理を食べることもできます。能舞台では、毎年5月上旬に薪能、10月中旬に平家琵琶と夜神楽が行われます。敷地内にはたくさんのもみじが植わっており、秋の紅葉の時期にはとても綺麗な色に染まり、熊本でも有数の紅葉スポットになります。
平家の里に行く場合は、国道445号線を通って行くルートがお勧め。国道でもかなり細く、横は崖ですが、それでも一番楽な道です。
現在、159号線は以前の大雨により川が決壊し、迂回しなければなりません。迂回はそんなに遠くないですが、52号線が非常に秘境を感じさせる山道です。体験したい人にはお勧めですが、雨がひどい時はいかない方がいいです。現在熊本でこの地にダムを造るか否かで問題になっているので、川が決壊する恐れがあります。



秘境の地、五家荘(ごかのしょう)
かつて壇ノ浦の戦いで敗れた平清盛の孫、清経が追い討ちを逃れてこの地にたどり着いたと言われています。その祭に5本の矢を射、仁田尾、樅木、椎原、葉木、久連子、の5つの集落に住居を決めたという伝説が残されています。この5つの集落を総称して「五家荘」と呼ばれています。

【周辺の観光】

▲ 日本一の石段(3,333段)


お勧め参考ホームページ
五家荘ねっと


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【入場料】
大人 400円 子供200円

平家の里 受付
チケット販売とお土産店。
趣きのある茅葺です。

入り口
入り口。木に囲まれています。

休憩所
休憩所

資料館
資料館。

矢
屋島の合戦・扇の的
有名なシーンが忠実に再現されています。まさにこの地を象徴する名シーンです。

弁慶と義経
扇の的を見守る弁慶と義経。

店内
食堂店内

平家御前(松)
平家御前(松)2000円

うどんとそば
私達が食べたのは、うどんとそば。
そばはココで打っているそうです。秘境のそばって感じです。はっきり言ってぼそぼそで美味しくありません。しかし、こういうそばを食べていたんだなぁ~としみじみ感じる味です。






お土産店
お土産店の店内。さすが秘境!!

地図
案内図。雨のため鹿園は行きませんでした。
拡大できます。

休憩所
休憩所の囲炉裏

資料館内部
資料館内部

壇ノ浦の合戦
壇ノ浦の合戦。 錨 知盛

食堂
平家の里山菜食堂

天井
食堂天井 梁が素敵です。
天井
さらに上を見ると・・・すごいですね~小屋組みが見えます。

パンフレット
平家の里のパンフレット。
とっても洒落ています!掛け軸風になっていて、いいお土産になります。

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【アクセス】
住所: 
八代郡泉村大字樅木160-1 (国道218号線からいく場合は、445号線がお勧め。現在、159号線は道路が壊れ、一部迂回になっています。)


駐車場: 有 (無料)    



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湯宿 鶴水荘

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1位 湯宿 鶴水荘 4.6
1位 通潤山荘  4.6

2位 球磨川旅館 4.4
3位 昇陽館 4.3
3位 清和高原の宿 4.3


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