
『主原憲司モノガタリ』
生まれつきの昆虫少年
主原憲司(すはら けんじ 写真左)
憲司少年の右横にいる兄は
全く虫には興味がないのに…
弟の昆虫採集のために
弟の分まで水筒を2つ担ぎ
おまけに?予備の虫取り網まで
持ってあげるという
弟思いの優しいお兄さんだったそうです
京都生まれの京都育ち
本氣で自然を愛し慈しみ
そして、守りたいと
林の中を這いずり回って
調査し続けてくださり
実践し活動する
本物の研究者です
その行動力と情熱も
人並み外れ
小学校の6年生にして
たった一人で、
白山の山頂まで
自力で調べて行ってしまうほど
今は人氣の白山登山ですが
今から約60年前
当時は修験道者が登る山で
白装束に混じり
山小屋に渡す白米も持参して
憧れのチョウ会うために
初の白山登山を果たしたそうです
親には新潟の親戚のところに行くと
騙してまでも
入念に調べて行き、遭難することなく
無事に白山に行って帰った
12歳の主原少年は
その後も愛する虫たちと戯れ
野原を駆け巡り、森の中に入り浸り
自然の中で、あらゆるものを学び
すくすく育っていかれたのです
記憶力も抜群で才能はあったのに
兄や姉とは違い大学には行かず
最終学歴は高校卒
しかし、京大の教授に
その才能を見込まれ高校生の頃から
研究室へと招かれ、
日本の山や森、
昆虫の研究調査に
明け暮れておられました
全国各地の山と森をみてまわり
人氣のある有名な
某○神山地では、
原生林とは(表向き)言うけれど
ここは一度、伐採してしまってますね
と、見抜いてしまい
現地の人も苦笑いだったとか
幼い頃から自然と触れ合うことは
子供にとって、とても大切なことです
心優しく調和に溢れた精神を養います
主原先生が、人間目線ではなく
昆虫目線、自然の調和目線で
常に山や森を見る心は
そんな少年時代に培われたことと
察します
