こんにちはメルカバです。

くま先生にお話し。

1カ月前から、興味本位で「重曹」をシャンプーに入れて使うようになったのですが、これが結構いい感じなのです。スーパーの食品売り場で買ったものなんですが。

ほんの少しでいいと、情報には書いてありますが、私はドバドバ入れています。

頭皮から脂分が抜けて、毛根が立つ感じです。

重曹と身体に関する情報って、他にも何かありますか?

 

 

お邪魔します。くまさんです。

メルさん、面白いものに目を付けましたね。

重曹はイイですよ( ・∀・)イイ!!

なぜなら、人間の体でも産生されている成分ですからね。

体を傷害しないんです。

 

別名「炭酸水素ナトリウム」そして「重炭酸曹達(ソーダ)」略して重曹。

食品添加物でも、日本薬局方でも提供されており、普通にスーパーでも薬局でも買うことができます。

 

年配の方なら「カルメ焼き」の原料として使われた方もいるかもしれません。

ホットケーキの膨らし粉や、山菜のあく抜きとして有名ですね。

 

消化管の十二指腸に消化液を分泌する膵臓という臓器があります。

インシュリンというホルモンを分泌する臓器としてもよく知られていますね。

この臓器が重曹を分泌するんですよ。ええ、ホントです。

重曹はね、アルカリ性なんです。

 

食べ物が胃で消化されるときに胃酸の塩酸で殺菌するんですよ。

普通に食事を摂取しているときにおなかを壊さないのは、この強い胃酸で殺菌されてしまうからです。

でもね、胃酸は胃以外の臓器に漏れると溶かしてしまうんですよ。

逆流性食道炎がよく知られていますね。いわゆる「胸やけ」です。食道の表面を溶かしてムカムカするんですね。

十二指腸の方に胃で消化された食べ物が送られた時は強い酸性です。このままでは消化管を溶かしてしまいます。

そこで膵臓の分泌液である膵液の出番です。膵液には重曹が入っていて、これで中和するんです。

このプロセスがあるから、強い胃酸の影響をなくすことができるんです。

 

膵液の重曹が消化管のレセプターに作用すると、今度は胆汁が分泌されます。

重曹は消化を助けるトリガーなんですね。

だからいわゆる消化剤、胃薬といわれるものにはみんな重曹が入っています。

なんだかむつかしい、よく効きそうな名前の成分がごく微量入っていて、これが消化を助けるような気がしますけど、私はほとんど意味はないように思います。それよりもシンプルに重曹のアルカリが胃酸を中和するからムカムカが消え、重曹が消化管のレセプターに作用するから2次的効果として胆汁分泌が促され、油が分解されているのだと思います。

むしろ、「薬」としての付加価値をつけるため、何だかむつかしい名前の成分をつけて薬効を標榜し、高く売りつけている気がしてしまいます。なぜなら、重曹をなめるだけで食べすぎの胃もたれが治まりますからね。

薬として売るには重曹は「安すぎる」んです。利益が出ないんです。でも効果は抜群です。

これ以上、書くと製薬会社から刺客を差し向けられてしまうのでこれくらいにしておきます。まだ命は惜しいですからね。

 

シャンプー代わりにメルカバさんは使ってますけど、いい使い方です。

私も軽く水洗した頭部に直接振りかけて洗髪してますよ。

確かにサラサラになります。頭皮の脂がとれてスッキリします。石鹸はいりません。むしろ石鹸を使うと脂がとれすぎてしまい、頭皮が突っ張ります。カサカサになってフケが出てきます。

やはり、人体で産生できる成分ですから親和性が高いのだと思います。

 

抜け毛の原因は毛根が皮脂腺からの過剰な皮脂で酸化し、育毛サイクルが狂うことです。

皮脂腺からの過剰分泌を抑えるか、酸化皮脂を除去するかすれば育毛サイクルは正常になると思います。

 

加齢臭も皮脂の酸化ですから、これらをクリアするのに重曹は有効です。アルカリで酸化した油分を中和しますからね。

どういうわけか、湯だけでは落ちなかった頭皮の皮脂が重曹で中和すると流れやすくなるようです。

頭のにおいも加齢臭も脂の酸化臭ですから、酸化物を中和するか、脂を除去しさえすれば発生源を断つことになるわけです。

 

もっとヤバい話も驚愕の事実もありますけど、エビデンスが明快なのはこんな感じですね。

では、また呼んでください。ご無礼します。