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伊勢市小俣町新村で、色の異なる稲で巨大な絵を描く「田んぼアート」が見頃を迎え、29日から一般公開される。
今年は約13アールの水田に色鮮やかな伊勢エビが浮かび上がっている。
7月31日まで。
午前9時―午後6時。
雨天中止。

農地の環境保全活動などに取り組む「水土里(みどり)プロジェクトおばた」(辻経生会長)が、田んぼアートを通じて農業を身近に感じてもらおうと、平成27年から地元の明野小学校5年生と実施。
児童らは田植えや稲刈り、餅つきを体験し、農業の大切さを学ぶ。

今年は児童から募った図案の中から伊勢エビの作品を採用。
5月にプロジェクトメンバーと児童らが赤や緑、白など6色の苗を植え、絵柄と「2019」「アケノ」の文字を表現した。

水田前には高さ約3メートルの観賞用やぐらを設置。
曽根憲作事務局長は「稲の色の配分に苦労したが今年の田んぼアートは非常に凝っているので見に来てください」と話していた。