コンビニのレジ袋を有料にするかしないかという問題。
記事のタイトル通り、現在の消費者はそれなりのサービスがあってあたり前だと思っている。
というかそうなったのは過度なサービス競争をしてきた企業側の自業自得でもあったりする。

で、その負担をお客さんに求めるのではなく、結局は労働者の負担へとなるのではないだろうか。

 

我々が求めるサービスの質によって、我々の労働環境に影響を及ぼすという一向に解決しない無限のサイクルが回っているように思う。

 

自らの行いが自らの首を絞める。

 

私には今の日本がそのように映る。

今年は大晦日、元旦に店を閉めるお店も多いらしい。
その理由は働き方革命なのだという。

 

それに対して、不便だとか言って叩く人はそのしわ寄せは自分に返ってくるのだと思う。
便利さを求めるがゆえに過酷な労働環境に耐えるのか。
それとも不便さを受け入れて、労働環境の改善を望むかは消費者であり、労働者でもある私たちの選択なのだと思う。

 

便利さも妥協できないし、労働環境も妥協出来ない。
ならば格安で外国人労働者を・・・

これがこの国のジレンマなのかも知れん。

 

そんなことを思った今日この頃です。