10年前の昨日、乳がんの温存手術をしました。
10年目の早朝
手術の翌日から、再発転移の予防のために
ホルモン剤の服用が始まりました。女性ホルモンをシャットアウト
する薬です。
最初は、
5年間の服用と言われていましたが、4年後に閉経を確認し、
それから6年間、閉経後の人に効果のあるホルモン剤を
飲んできました。
閉経したのに女性ホルモンが出るのと思いましたが、
少しは出ているんだそう。その少しの女性ホルモンも
シャットアウトしようとするんですから、
常に更年期症状の状態でした。
自律神経も狂いっぱなし。
薬を変えた当時の外科の主治医は、あまり副作用が辛かったら、
薬をやめてもいいですよ、と言いました。
「副作用が強い=薬の効果が出ている」ということではないとか。
副作用が酷く、仕事にも支障が出ていたので、やめようかなと
悩みました。
ガンになってから、不眠症と不安症になり同じ病院の
神経科でも診てもらっていたので、そこの主治医に相談しました。
その医師が、
「続けて飲みなさい。後で飲んでいればよかったと思わないように。
調子が悪くなったら、僕が助けてやるから。」と言ってくれたので、
続けることにしました。
不安症の者にとってはとてもうれしい言葉でした。
(そうして服用してきたけれど、ずーっと体調は優れないまま。)
でもやっと任期満了。
ホルモン剤(アリミデックス)だけで、年間5万円近く
薬代も減りますし
薬は終わったけれど、再発転移の不安は依然あるので、
年に二回の定期検査はこれからもずっと続けて行きます。
まずは、一区切りということで。
これからは、体調も良くなっていくと思うとうれしい。
10年は、長かったなあ。
その間に父は亡くなり、母は認知症に、
私は年金生活者に
★どうもありがとうございました♪またね★