たまたま見かけたあなたに
どうしよう。こんなにニヤニヤしたら
おかしな人だと思われちゃう。と

思わず隠れる。
ほんとは気付いてほしかった。

いつも笑ってるから
どれぐらいぶりに真剣な顔をみただろう。
って嬉しくてしょうがなくて。

最近は、雨が降らなかったけど
今日から雨が続くんだって
天気予報で言ってた。

ちょっとも濡れるのが嫌いで
夏が大好きなあなたは
はやく梅雨が明けるのが
きっと待ち遠しいでしょう。

久々にあった旧友に
あなたが教えてくれたBARに連れて行かれ
あぁ、ちょうど1年前に
ここの道を通ったのか。と想いだす。

あのお気に入りのウイスキーは
またあなたに会うまで
飲まないと願掛けしたのに。

このままじゃ梅雨がおわっちゃうよ。


あなたの香りがした。
手に取ると柔軟剤だった。

どこに行っても、笑えるぐらい
毎日あなたばっかりね。

素直なだけが取り柄と言われてきたのに
あなたの前では、
いつも感情がちぐはぐになる。

そんなとこがよくないのかな。と
想う今日この頃。

誰と会っても物足りなくて
いつでもあなたがでてきてさ、
こんなこと考えても
あなたはちっとも私のことなんか
想ってないだろう。って。

今年のお誕生日も
一緒にお祝いできたらいいのに。
とおもいながら

どうにもならない距離も
今年もそのままなのかな。と
さみしくもなる。

一緒にお祝いできたらいいね。

あんなに幸せそうに笑うあなたが
私のものだったらいいのに。

大好きよ。