3月1日は大安で縁起の良い日だったので、カウンセリング業務を再開する日と決めていた。
初日からさっそく4件のお申し込みがあり、お陰様で忙しくさせていただいた。
しかし、反省することが多々あり、以前は自然に出来ていたことが出来なくなっていることに気付いた。
一つは、お相手の辛い気持ちに焦点を当てることを忘れていた。
これは来談者中心療法において最重要とも言える「共感」なのに、緊張感からかそのことを忘れることがあった。
二つめはクライアントさんのペースを尊重することをしなかった。
相槌をうちながらお相手のペースを探り、お言葉を待つことが出来ないことがあった。
慌ててしまっていたというのが良いだろう。
それは自分自身やお相手を信頼していないということになる。
クライアントさんの言葉やペースを尊重してこそカウンセリングが成り立つので、このことを忘れてはいけない。
三つめはお相手の良いところを見つけ、それをお伝えすることをしなかった。
私自身の主観により、お相手の良いところを伝えることが出来なかった。
せっかくご自分の強みを伝えてくださっていたのに、それを見過ごしてしまった。
その人の良さを伝えることは安心を伝えることでもある。ここを忘れないようにしなければならない。
そんな反省・・・そして新しいことを始めるときはいつも感じる不安に、雨の日であったことも影響したのか、昨日は気持ちが下がっていた。
けれどこうやって一つひとつの問題をクリアしていくことで、仕事の質が向上していくことも分かっている。
私自身のためにも社会のお役に立つためにも、頑張りたい。
社会には何の役にも立たないが、さかあがりが出来るようになった。
嬉しかった。
写真はちらほら咲いている白梅と柳瀬川。