いつもいいね!をありがとうございます。
世間は大型連休中のようですね…大絶賛仕事中です。
今年は年始から本当に大変な毎日を送っています。
落ち着いたら書いてみようと思います。
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最近、就職してすぐやめてしまうということが話題になっています。
私の経験ですと、
私の時代は大企業が多々倒産し、不況まっただかなでした。
そのため?と言い訳してはいけませんが、新卒で就職できなかったので
遅れて数か月後に就職しました。
希望の業界ではありませんでした。
入社当日は、新入社員オリエンテーション的なものが行われ、人事部から告げられた部署は
希望の部署ではありませんでした。
また女性が極端に少ない業界でしたので、ランチタイムになり同期入社の30人超のうち
3名いた女性に声をかけようと思っていたら、3人でランチに行ってしまいひとりポツンでした。
★いまでいう、社風が合わない、うまくやっていける自信がない、希望の仕事ではない
びっくりして、母親に電話してしまいました。「社会人とはそういうものなのか?」と。
大学時代は、いつも友達とランチはもちろん楽しく過ごしていたので、本当に驚いたのです笑
翌日は母のアドバイスで、「一緒に過ごしたいなら自分から動きなさい」を肝に銘じ、
慌てて声をかけて、それ以降ランチに一緒にいくことが出来ましたが
私は10日ほどですぐOJTに行くことになり、女性3名は引き続き社内研修に参加していました。
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私は就職浪人していたので、すぐにやめることは考えられませんでした。
せっかく受かった会社、手放したら就職浪人が継続して親に引き続き迷惑がかかるし
自宅にいるのは近所の目が恥ずかしい状況でした。
社会に出て働きたい!思いにあふれていましたっけ。
でもいまの時代の人間だったら、初日でやめたかもしれませんね。
その選択肢がなかった時代でした。ただそれだけで、退職が選択肢になかっただけです。
いまのかたは、選択肢がたくさんあって本当にうらやましいです。
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私はその後、本社でOJTを経て、現場に配属されたのですが
現場は2名チームの部署で、1名退職に伴い私は配属されたのです。
当時は自席でたばこを吸えたので、上司はたばこの吸い殻だらけのデスクにいて
しかもパソコンのスクリーンが当時はやっていたグラビアアイドルの水着写真が
どーーーーんと出ていました。それはそれは私にはショックでした。
★いまでいう、社風が合わない、うまくやっていける自信がない、希望の仕事ではない
その上司としゃべることが出来ず、2年超は書類と付箋だけのやり取りをしてました。
あんなにランチタイム一人になりたくなかったのに、一人になりたくて友達の携帯に
毎日数分間愚痴を入れ続けけていました笑
超めんどうなやつだったな!
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結局、入社時と配属後と、同じことを繰り返してきたんです、私。短期間で。
やりたくない仕事だったし、退職すべきだったのかもしれませんね。
その後も同じようなことを繰り返し、
自分自身が変わらなければどこにいっても変わらないと、職場で知り合った年下の子
いまは親友ですが、に指摘され、笑い話としていま思い出しながらブログに書いています。
そしてその上司には、昨年末10数年ぶりくらいに連絡を取り、私が落ち着いたらみんなで
飲みに行く予定を立てています。とても会いたいし、最初に数年しゃべらなかったことを
いつか必ず謝罪したいって思っています。いまは、時々メールアプリで連絡取り合ってますよ。
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これは私の一例であって、
いま就職していたらきっと、退職もすぐに考えたでしょう。
「グラビアアイドルの写真がどーーーんとスクリーンにぃ」と会社に言えば、
その上司はいまなら戒告かもですね。
そういう時代ではなかったんですよね。
我慢が足りないとか、石の上にも三年とか。
確かにそういう時代を私は生きてきましたが、古臭くて聞きたくない話でしょう。
私の自慢話など聞きたくないですよね。
家族の手伝いに移り、パソコンや通信、ネットワークが登場する前から社会人として
活動してきた家族たちしかたなく受け入れつつも、完全には受け入れられませんでした。
でもその、いまでいう古い時代があって、いま進化を遂げているわけです。
家の電話機がショルダーフォンになり、ワイヤレスになり、携帯電話・PHSがあって
スマートフォンになったわけで、その都度良いものをつくろうとした我々の先人たち
がいるのです。完成したかたちばかりで、判断しないでください。
より良い時代にしたいと、寝る間も惜しんで良い時代にしたひとたちがいるのです。
それがあって、いまの進化した時代があるのです。
感謝をしつつ、私はいまの時代も受け入れて進んでいきたいと思っています。
長く勤務すれば、いろいろ気が付くこともあります。
でもしなくてもいい経験もありました。長く続けるのが良いばかりではないです。
自信があればやめても良かったですよね。
転職活動をして、自分がやってきたことは市場の価値として全くないこともあり
若いうちにスキルを身に着けるべきと気づくこともありました。
この仕事をしたい!
この職種をしたい!
と思って活動しましたが、その先(年齢が上がった後)を見据えられなかった。
これいま反省です。私には想像力が足りなかったのです。
この仕事をした先に何があり、そして高齢になっても続けられるか、
若い方々から必要とされるかどうか。
そしてこの仕事をやりたい!というこれからのひとに魅力的な仕事にしなければ
ならなかったなと思います。
私の歩んできた業界を選んでくれる若い方たちには、本当に感謝しかありません。
またできそこないの私を見限らず、いつまでも暖かく見守ってくださる上司たち
にいつも感謝をしてこれからも歩んでいきます。素直なおばばになります!
長文、最後までお読みいただき、ありがとうございます。