自分は暇が苦手。
おそらく多くの人がそうだろう。
何もせずに、じっとしていることができない。
常に、おもしろいこと、やるべきこと、新しいことを探したり、作ったりしている。
この自分の性格に、長い間窯焚きし続けてきたのが株のデイトレードだった。
でも、いくら思考が速くなっても、のどの渇きが加速するだけだった。
もっと速く!もっと多く!と利益を求め続け、市場の養分になり続けた。
最近はデイトレードをやめ、スイングトレードを開始。
ザラ場で売り買いを判断することに優位性を見つけられず、
むしろ、リアルタイムの値の変動を見続けることが有害なのでは?と考え始めた。
スイングトレードがあとどれだけ続くか分からないけれど。
「むしろ見ない」
これが意外と難しい。
見ると、どうしても感情が揺り動かされ、余計な考えが浮かぶ。
手が出る。
これがだめだと分かっていても。
じゃあ、何年も自分の暇つぶしとなってきたザラ場観察を捨てるとすると、ほかに何をやればいい?
ほかに何の刺激がある?
わけのわからない方向に窯焚き続けられた結果、こんな思考になってしまった。
やるべきことはいくらでもある。
部屋の片づけ、明日の準備、服の洗濯・たたみ、皿洗い、掃除。
日々の雑用だけじゃなく、自分への投資もできる。
英語の勉強をしたり、筋トレしたり、空手練習したり。
「ダークソウル3」をまたプレイしてもいい。
天気がいいなら散歩でもいい。
ザラ場は、とくに保有株があるときは、「刺激」以前に、
「目を離すのが心配」のような考えにさせる。
ポジったあとに散歩に行けるcisさんがすごいのはそこだ。
おれをここまでデイトレ病にしてしまったのは、おれの出不精な性格にもある。
わざわざ準備をして外に出るのがめんめんめんどーー。
でも家にいるときはのんびりしたいからとりあえずPCの前に座る。
いろんなサイトもYouTubeも飽きたら、やっぱり値動きが気になる。
おれの性格そのものが呪われてたわ。
中学校では1学期の中間テストがあるので、最近ではテスト対策(ほとんど自習・・・)っていう授業をやってる。
これは対策授業に限ったことじゃないけど、どんなに多い生徒を相手にしてても、彼らが何に意識を向けているのかは分かる。
とくに、時計をチラチラ見てる奴は授業や勉強に集中できてない。
そいつらは時計の針に集中してる。残りの時間がどれくらいかに集中してる。
子どもも大人も同じ。
「見てはいけない」「ほかのことをすべき」と分かっていても、
意識的に意識を向ける方向を決めないと、
体が勝手に、「努力」とは別の方向に向かおうとする。
あたりまえだ。
けれど、なりたい自分になりたかったら、
努力の方向に向かわなくちゃいけない。
プラスのことだろうが、マイナスのことだろうが、どうしても気になることがある。
襟が大きく開いた服の女性が目の前で前かがみになったら、
どんな男性であれ、その胸元に目が行く。
地震がくれば、家族が心配になるし、水やガソリンのことも考えるだろう。
出先なら、自分の家がメチャメチャになってないかな・・・って落ち着かなくなる。
これらを無視させるのって難しい。
そしてこれが、何もすることのない暇なときに起こったりすると、絶対にそっちに意識が行く。
こんなことを書いたらおれがクズ人間みたいに聞こえるかもしれないけど、
大震災のとき、いっしょにいたばあちゃんの安全が確保できたら、真っ先に彼女の両親の家に行った。
電話は通じないから彼女も家族も安否不明。
一番近くで、最初に確認したかったのがそこだった。
(この彼女が今の嫁さん)
で、彼女の両親が無事だったので、署に戻って救助隊として出動。
この救助・捜索活動中、家族や彼女のことは頭から離れてた。
もちろん途中途中で電話連絡を試みたけどつながらない(結果的にはつながった)。
同じ隊の先輩からも、「ほかに心配なことがあるだろうけど、今はこっちに集中しろ」って言われたのを覚えてる。
ただ、これを言われなくても、今は出動中なんだって頭だった。
まぁ、たぶん無事だろみたいなへんな確信があったのも覚えてるけど。
見たいこと、聞きたいこと、知りたいことがあるのに、
手足の自由を奪われ、ただ何もせずにいなくちゃいけなかったら、
たぶん気が狂う。
30分や1時間が永遠に感じる。
「刺激」を求め続けてしまう性質以外にも、
だれにとっても同じ長さなはずの「時間」を「長くて暇なもの」と捉えさせる脳機能があるかのよう。
のーんびり待つことができない。
スイングトレードが難しい理由はここにあるのかもしれない。
ザラ場の値動きを覗いてしまわず、かつ株をホールドする数日をソワソワせずに過ごすには??
意識が別のものに向かい、向かい続ければいい。
ただ単にPCのスクリーンから目をそらすだけじゃない。
真に興味をそちらに向け、かつずっとそれに興味を持っていられるようにする。
つまり、別の何かに集中する。
話がいろいろ跳ぶけど、
勉強できる子って、何が秀でてるかって、
彼らの集中力がすごい。
学んだり練習したり間違いを顧みたり。
そうこうしてるうちに時間が過ぎてる。
時間の経過に意識を注ぐ必要なんてない。
できない子は飽きちゃう。
時計を見る。
爪をいじる。
スマホに何かの着信があれば見る。
腹が減ったなーとか思う。
しまいには、刺激を求め得ることができなくなり、シャットダウン。
スヤーーー
なんてことを思いながら、ザラ場中に英語の勉強したり、このブログ書いたりしてます。
















