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【大人のTV】日光東照宮“改革”する元金融マンのイギリス人 カンブリア宮殿

★カンブリア宮殿「日本の国宝を守れ!文化財修復会社トップは英国人アナリスト」(テレビ東京系、21日午後9時54分)

日光東照宮の復興作業を束ねているのはイギリス人のデービッドさんだ【拡大】

 世界遺産「日光の社寺」のひとつで徳川家康をまつっている「日光東照宮」。家康の没後400年にあたる今年、国宝「陽明門」の修復が半世紀ぶりに行われている。

 4年がかりという修復作業を手がける小西美術工藝社は、創業300年以上の老舗だが、職人集団をまとめているのは、なんとイギリス人だというのだ。

 その人、デービッド・アトキンソンさんは、もともとゴールドマン・サックス証券の金融アナリストだった。英国人というだけでもかなりの畑違いだが、さらに金融マンというから、もはや転職の域を越えている。

 裏千家で茶名を持つなど日本文化への造詣が深いデービッドさんが、次期経営者を探していた小西美術の前社長に「数字が分かって日本文化にも詳しい」と請われて入社したというのも驚きだ。

 ところが、ここからが英国人の金融アナリストらしさが爆発する。どんぶり勘定だった職人の世界を、立て直そうと改革に乗り出すのだ。

 その改革は3つ。(1)職人の正社員化と待遇改善(2)どんぶり勘定を止め徹底的に無駄を省く(3)仕事の進捗(しんちょく)状況や原材料仕入れを数値化し、効率アップ-と、これだけみれば結構、一般企業ならば普通のこと。

 しかし、伝統の世界は簡単ではない。そこに切り込めたのは、外国人だからこそか。難しい職人たちの信頼をどうやってデービッドさんが獲得していったのか。その秘密は見てのお楽しみだが、日本人よりも日本人らしい部分が見えてくるから面白い。

 彼らの腕は確かだ。埼玉県熊谷市にある「歓喜院(かんぎいん)」は13億円かけて修復した結果、国宝に指定された。観光客数なんて数えたことのなかった寺が、…続きはリンク先でお読みください。


ZAKZAKby夕刊フジ記事より引用
ZAKZAKby夕刊フジ 2015.05.16

ZAKZAKby夕刊フジ記事リンク


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