世に問うた著作400冊 森村誠一さん、作家生活50年 | 熊谷のWEB放送局|kumagayaFm公式ブログ|熊谷FM|くまがやえふえむ

世に問うた著作400冊 森村誠一さん、作家生活50年

作家生活50周年を迎えた森村誠一さん=東京都内の自宅

 熊谷市出身の作家森村誠一さんが、作家生活50周年を迎えた。82歳になった森村さんは、「人間の証明」など日本のミステリー小説をけん引するとともに、歴史小説、ノンフィクション、エッセーなどをこなす人気作家として、これまで約400冊の著作を世に送り出してきた。一方で、特定秘密保護法反対の論陣を張るなど、言論・表現の自由や平和問題について社会的発言を続けている。
50冊出版を目指す

 エンターテインメントに徹しながら物語に社会性を織り込んでいくのが、森村さんの小説だ。「どうして、そうなるのかという合理性と日常の中に非日常を見つけることで、小説は面白くなる。何でも見てやろう、という好奇心と自分の理念(ビジョン)を持っていないと作家として長続きしない」

 「80代になると書かなくなる作家もいるが、私はむしろ欲張りだ。これまでの作家としての土台があるので、まだまだ若い作家たちには負けない」。今後、単行本50冊の出版を目指している。

 森村さんの最初の著作は、実は小説ではない。ホテルマンだった1965年、32歳の時に、出版したサラリーマン向けのエッセー「サラリーマン悪徳セミナー」。小説デビュー作は、67年の「大都会」。69年、36歳の時に「高層の死角」が江戸川乱歩賞を受賞した。翌年出した「新幹線殺人事件」がミリオンセラーとなり、作家として地歩を固めていった。

 人気作家の地位を不動にしたのが76年、43歳の時に発表した「人間の証明」。戦後の混乱期に引き裂かれた母子の悲しい運命を背景にした殺人事件を、日本とアメリカを舞台に描いたスケールの大きい作品だ。翌年、映画化され大ヒット。原作の「人間の証明」はベストセラーとなり「証明ブーム」が起きた。続いて「青春の証明」「野性の証明」と3部作を発表。その後も「証明」を冠した作品を発表し、森村さんの代名詞となった。

 大学生の時に、群馬県安中市の霧積温泉に行った時に、弁当の包み紙に印刷されていた「母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?」で始まる西條八十の詩「帽子」が、「人間の証明」のモチーフになった。「『作家の証明になる作品を』と、角川書店の角川春樹社長(当時)からの直々の依頼で、文芸誌の『野性時代』に連載することが決まった。ところがなかなか書けない。そんな時に、死蔵していた八十の詩を思い出し、母子の情愛をテーマにして書こうと決めた」

 活躍はミステリー小説にとどまらない。「忠臣蔵」「新選組」などの歴史小説を発表し、…続きはリンク先でお読みください。


Yahoo!ニュース&埼玉新聞記事より引用
Yahoo!ニュース&埼玉新聞 5月3日(日)15時34分配信

Yahoo!ニュース記事リンク

埼玉新聞記事リンク


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