いろんな方法があるかと思うのですが、最近 これが双方にとって
「いいんじゃない?」
という、方法のご紹介です。

よくある方法とその弱点

基本的に、制作側に対して、一方的に修正をいれるケースを想定しています。例えば、値段の改訂だとか、挨拶文の修正などです。

双方で意見を出し合って、ブラッシュアップする場合には、やはり、顔をつきあわせて、

「あーでもない、こーでもない」

と、知恵を絞って創るのが 楽しいのではないか と思います。

電話で(口頭で)伝える。

電話で(口頭で)伝える。

簡単な内容ならば、電話がカンタンですよね

じっくりやるには、昔からコレが一番ですが・・・。

うーん。
あまりにも項目が多いと、漏れや誤解が生じやすいです。

お互いに顔をつきあわせて、ならともかく、思いつきでの電話だと、矛盾が生じてしまう場合もあるかもしれません。

ただし、カンタンな内容ならば、電話がイイ場合もあるかと・・・。

メリット

  • 少しの修正ならば、一番手っ取り早い。(発注側)
  • パソコンがなくても作業できる??(発注側)

デメリット

  • 項目が多いと、漏れや誤解が生じやすい。(制作側)

メール本文で伝える

メール本文で伝える

メールの内容を理解するのにも、結構時間がかかるものです。

意外に説明に手間がかかります。

電話よりは正確性があっていいのですが、お互いの修正方法の指示の仕方が決っていないといけません。

特に、追加の場合は 何処に追加するのか? とかの指示は、的確に指示するのは面倒です。

メリット

  • 簡単な内容ならば、手っ取り早い(発注側)
  • テキストを打たなくて良い(制作側)

デメリット

  • 的確な指示でないと、誤解がある場合も多い(制作側)

プリントアウトして、FAXで送信

プリントアウトして、FAXで送信

FAXって、これからの家庭でも普及するのでしょうか?

古典的ですが、慣れているなら使いやすいかも・・・。

よく使われる方法です。

メリット

  • 直感的に修正の指示ができる(発注側)
  • レイアウトの指示では使いやすい

デメリット

  • テキストの修正の場合、制作者が打ち直さなければならない。→間違いが生じる
    モノクロFAXだと、修正部分の見落としがあるかもしれません。
  • 画像の上の文字などが判読しにくい場合がある。
  • ちょっと 資源やコストがもったいない。

おすすめの方法

上記の方法を踏まえた上で、ずばり

「Microsoft Word」に修正するウェブページを貼り付けて、「変更履歴」機能を使って、メール添付。

がいいのではないかと思っているので紹介いたします。

かならずしも、すべての場合で「そうしてください」というわけではないので あしからず・・・。

「Microsoft Word」で指示する。

「Microsoft Word」で指示する。

FAXって、これからの家庭でも普及するのでしょうか?

みなさんのパソコンに入ってますよね?

最新版のワード2010なんて、通常版価格なんと14,800円!

もし、旧製品でも、大体それぐらいの値段です。もしはじめっからパソコンにインストールされているのならば、使わなきゃもったいないです。

メリット

  • 直感的に、修正の指示ができる。(発注側)
  • テキストの打ち直しが不要(制作側)

デメリット

  • Wordが双方にないと使えない。OpenOfficeでもできますが・・・。
  • レイアウトが崩れるため、レイアウト修正には使いにくい。
  • 画像追加の場合は、元画像が別途必要。


「Microsoft Word」を使う方法

その1
修正するページをコピーして、Wordに貼り付ける

修正するページをコピーして、Wordに貼り付ける

ブラウザで修正するページを表示させます。そのまま、「Ctrl」キー+「A」で、全選択して、貼り付け。
(必要な場所だけにすることもできます。)

多少レイアウトは崩れたりしますが、ブラウザで表示されている要素はスクリプト、フラッシュを除き、Wordに貼り付けられます。


その2
Wordの変更履歴の記録を有効にする。

Wordの変更履歴の記録を有効にする。

Word 2007の場合

Wordの変更履歴の記録を有効にする。
Word 2003の場合

実際に修正をする前に、まずは、Wordの変更履歴の記録を有効にします。

Word 2007の場合

[校閲]タブの[変更履歴]グループで[変更履歴の記録]ボタンをクリックしてオンにします。

Word 2003の場合

[ツール]→[変更履歴の記録]を選択。

記録した「変更履歴」は、実際に文書に反映したり、取り消したりすることができます。

欄外にコメント表示する[吹き出し]機能を使うのもよいかもしれません。


その3
Wordでバリバリ修正して、添付で送る

Wordでバリバリ修正して、添付で送る

修正するページのURLをメール本文にいれておけば、

自動的に、修正した履歴が残るので、元のウェブページからなにを修正、変更したのかが一目瞭然です。

修正が完了したら、制作者にメール添付で送ります。
メール本文に、修正するウェブページのURLアドレスを明記しておくと、さらに完璧です。

複数ページある場合は、ワードのファイルは分けたほうがよいでしょう。メールも別々にするのもよいかもしれません。

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