第2次世界大戦下のオランダで、アンネ・フランクが13~15歳のときに書いた日記です。アンネとその家族は、ヒトラーのユダヤ人迫害を逃れるため、アムステルダムの隠れ家で生活をしなければなりませんでした。
1942年6月20日(土)
ドイツ人たちが来るやいなや、反ユダヤ人法が始まった。私たちはダビデの星を身につけなければならない。電車を使うことも自動車に乗ることもできない。午後8時から午前6時までは自宅にいなければならない。
私たちは劇場や映画、ほかの様々な娯楽に行くことができない。ルールが多すぎて覚えることができない。友だちの一人が『何も許されなくなるのが怖いからもう何もしない。』と言っている。
お し ま い