豪州は今、インフレ再燃に喘いでいる


主な原因は

補助金で押さえ込んでいた電気代が

補助金打ち切りで高騰したことにある


豪州中銀は利上げの構えだが

電気代の高騰要因を断たない限り

利上げではインフレは落ち着かないだろう


この辺りが日銀とよく似ている


後手に回って悪手を打って

状況を悪くするパターンだ


不動産バブル崩壊で日本経済が

その後30年もデフレに陥ったのは

日銀が遅ればせの引き締めを行い

金融危機を招いたためだ


この中銀としての大失態は

その後、バブル崩壊時の悪い手本として

世界の中銀の教科書となった


そんな日銀のクリーンヒットを

メディアはすっかり無視している


イールドカーブコントロールからの脱却だ


実は豪州中銀が先例として大失敗している

だからFRBはイールドカーブコントロールを検討したが

止めるのが難しいために導入しなかった


植田日銀の本当の任務は

イールドカーブコントロールを

いかに何事もなく停止するか

という一点に尽きた


はっきり言ってインフレの管理は

グローバル化の世界では

金利操作では不可能に近い


米国のように自国だけでも経済が成り立つならいいが

日本はグローバル世界にガッチリ組み込まれている


植田日銀はシレッと

イールドカーブコントロールを停止し

金融界には大した波乱もなかった


これは中銀の仕事としては

世界の七不思議に数えてもいいくらいだ


豪州中銀のインフレとの悪戦苦闘から

日銀は学んでほしい