今月の3連休に、久しぶりに東京へ遊びに出かけたんデス。
初日にキッザニアに行ったんだけれど、そこで見かけたスタッフさんが素晴らしかった。
気付いたのは、キッザニア内の道。
子供が仕事をしようかどうしようか迷っていたのかどうなのかは分からんのですが、
手に持っていたコップの中身をこぼしちゃったんですね。
すぐさま、近くのスタッフさん(仕事を教える人?)が気付いて、
片付けようとペーパータオルを持ってきてくれたんです。
そこまでは、よく見かける風景。
その後に現れたのは、お掃除専門のスタッフさん。
綺麗に掃除をしてくれて、その後に子供の前に座って目を見て話をしてたんです。
「あ、から始まる言葉を言ってくれると、嬉しいんだ」みたいなことを言ってて。
そこで気付いたんですよね。
ああ、あの子供、お掃除してくれたスタッフさんにお礼言ってないんだ、って。
大人であれ子供であれ、自分がしでかした失敗をフォローしてくれた人に対して、
お礼を言うのは当たり前のことで。
その当たり前のことができないのが子供ではあるんですが、
それでも親の前で、子供相手にちゃんと目を見て話して、
「どうして『ありがとう』と言わなきゃいけないのか」っていうとこまで
スタッフさんが説明してたんですね。
怒るでもなく、叱るでもなく。
親なら、頭ごなしに「ありがとう言いなさい!」って言っちゃいそうなところを、
全然、そんな風じゃないの。
それが、すごいなぁって思った。
お掃除スタッフさんだよ?
素晴らしき社員教育なのか、それともその人の持つ本質なのかは分かんないけれど。
親として見ても、人として見ても素晴らしいなぁと思ったのデス。
私は、ね。
ただ・・・私なら、恥ずかしくなるけどね。
掃除して貰っておいて、お礼も言わないってどうなの!って、子供に対して思うけどね。
そして、子供にそうやって教えて貰っていることに対して・・・やっぱ恥ずかしいと思うけどね。
親としての教育を問われているような気もしました。ハイ。