ゼミで取り上げたいテーマ*
私はこのゼミで、「人間関係」と「ファッション」について、心理的視点から検討し追及したい。
例えば、
「初体面における対人好悪の決定要因としての服装の影響」
「女子大生における痩せ願望の背景」
などのテーマが挙げられる。
「対人好悪」なら相手との類似性、「痩せ願望」なら恋愛相手や友人など、2つ共他人を意識することで起きるものである。また、服装やダイエットなど「ファッション」も大きく関わっている。
つまり、これらは「人間関係」「ファッション」の影響を受ける心理作用だと言える。
服装には様々なジャンルがあり、それに伴い、人によっては好き嫌いもある。
また、着こなし方の違いから、その人が受ける印象、対人関係も変わってくる。
このように、「人間関係」と「ファッション」は私たちの生活に大きく関わっており、切っても切れない関係なのである。
最も興味深かった授業*
小学3年生の時に受けた、職業について学ぶ社会の授業が最も興味深かった。
生徒たちが体を動かしながら仕事を演じることで、様々な仕事について楽しみながら理解を深めることが目的であった。
初めはそれぞれが思いついた仕事を、4人組のパートナーになって全体の前で発表する。
次に、全員立って、音楽に合わせながら、先生が告げた仕事の動きのまねをする。
「火を消す」、「ケーキをつくる」と告げられると、それぞれが楽しそうに個性豊かに全身を使って表現する。
体を動かした上で、今度は「どんな仕事の人が火を消すか?」と聞かれると、「消防士」と答える。
「では、何を使いますか?何を着ますか?」と、その仕事に関係するものを具体的に考えさせるのである。
体と言葉の両方を使わせることで、より豊かな理解と表現力をつけさせるのが狙いなのであろう。
次には、配られたカードに書かれている職業を体で演じながら、「どこで、何を着て、何を使うか」などを説明し、他の子たちがそれを当てる「ゲーム」をする。
私は最初、前に立つと動作や言葉が出てこなかったので、うまく説明する友達を見ながら発表した。
この授業がきっかけで、人前に出ることが平気になったのを覚えている。クラスの皆とも仲良くなれ、更にクラス全体がまとまったような気がした。
ただ座って黒板を写すことが授業であると思っていた私にとって、体を使う授業はとても新鮮であった。
同時に、人前で表現する楽しさを知ることができた。
このように、頭と体の両方を使うことで理解がより深まる授業はとても重要であると思う。
現代社会において、もっとも取り入れてほしい授業の1つである。