続きになります。
※初めに断っておきますが私の記憶が曖昧でもしかすると内容に誤りがある場合があります。後から修正させて頂く場合もありますので何卒ご理解願います(^u^;)
定刻となりCoolPropsさん主催のイベント「商品発表会」がスタートしました(^∀^)
この日、MCを務めたのはお笑いタレントでコレクターとしても超有名な、なべやかん氏↓

エイリアン・デー限定の特製カクテル“ネクロノミコン”で乾杯し本日のメインイベントの幕が開けたのでした~(*^з^*)↓

すると突然、やかんさんが自身のコレクションを披露↓

なんとこの謎の欠片は「ALIEN」シリーズ第一作目に登場したスペースジョッキーの一部なんだそうです(爆)
やかんさんってやっぱりとんでもないコレクターなんだな~という事を改めて実感させられた瞬間でした・・・( ̄∀ ̄;))))オヨョ。
尚、今回のイベントは第一部「展示品、プロップ解説」、第二部「商品発表会」の二部構成となっておりCoolPropの鈴木代表から直々に展示品(プロップ)についての詳細や商品開発の裏側なんかを色々お聞きすることが出来ました↓

先ずはこちらのプレデターヘッド↓

なんでもこれは本来、2004年公開されたSF映画「エイリアンVS.プレデター/AVP」のラストで登場する筈だったエルダープレデターの没ヘッドとのこと↓

初めは鈴木氏自身も入手したは良いもののドレッドの色や雰囲気に何となく違和感を感じてらしたそうなんですが後に判明したそうです(爆)↓

加えてこちらもAVPエルダーの没マスク↓

本来であれば劇中一瞬だけ写るこのシーン使われる予定だったらしいのですが実現には至らなかったみたいです(><;)↓

しかし後の調査で裏側に書かれたこの“UBOR(ユーボア)”という文字がなんとアクターさんの名前である可能性が浮上↓

そして先述したエルダーの没ヘッドと共に(但し同じアクターが身に付けていたかまでは不明)このシーンのどこかで使われたオリジナル・プロップ“スクリーン・ユーズド”である可能性が非常に高いことが判明したそうです↓

続いて如何にも怪しいオーラを放つこのエイリアン・ヘッド↓

このヘッドはなんとジェームズ・キャメロン監督がシリーズ2作目の「ALIENS/エイリアン2」製作の際にH・R・ギーガー氏より参考用資料として送られたALIENのオリジナルモールドから抜かれたプロップとのこと!?ガクガクブルブル((((゜Д゜;))))))
その後、巡り巡ってスタイルオンビデオ(SOV)の胸組代表の手に渡り、現在はCoolPropsの鈴木代表の手元に渡りました。
実は今年2月に開催されたWF2017[冬]のCoolPropsブースで配布されていたパンフレットを見て今年のエイリアン・デーに何らかの動きがあるという予想は付いていたんですよね( ̄∀ ̄)ムフフ↓

イベントでは究極のエイリアン・ヘッド商品化実現に向けた製作秘話を色々お聞きすることが出来ました。
中でもやはり一番頭を悩ませたのはフードだったそうです(><;)
初めはGIGER’s ALIENの1/2スケール・ヘッドのヌードを3Dスキャンしたものを参考にあてがったみたいなんです↓

ちなみにスクリーン写っているのはハリコレさんが2004年にリリースしたLSヘッド↓

これは当ギャラリーにあるそれのハーフスケール版↓


このフードの形状は2009年にハリウッド・コレクティブルズ・グループ(HCG)からリリースされたビッグチャップ同様、スーツのモールドが基になったものと思われます↓

この様にフード1つ取っても奥が深いのがエイリアンなんですよね(^^;)
話が逸れましたが台座はフードと同様にそのGIGER’s ALIENの1/2スケール・ヘッドのそれをモチーフにデザインされました↓


そしてそれはWF2015[夏]のCoolPropsブースにおいてプロトタイプとしてお披露目されたのです↓

ちなみにその時の実際の様子がこちら(^∀^)/

あの時の衝撃は今でも忘れません(^^)↓

しかしこの時、実はフードのアウトラインに若干違和感を覚えつつの展示だったとの裏話をお聞きしました(^^;)↓

その後も更なる解析やユーザーの意見等も参考に改善・改修が進められ、このプロップにジャストフィットするフードの開発に尽力されたとのお話でした↓


そして最終的に行き付いたのがスイスのギーガー・ミュージアムに鎮座するGIGER’S ALIENだったのです(゜∀゜*)↓


それは昨年末に開催された東京コミコン第一回でお披露目されました↓

ちなみにその時の実際の様子がこちら(^∀^)/

ご覧ください、この洗練されたフードライン↓


この状態から更に修正が行われ今年のWF2017[冬]で完成版の原型が展示されました↓

その後、デコマスに向けたプロトタイプのフードが完成↓

この日、遂にこの会場でその全貌が明らかになったのでした!!!(爆)↓

先日発売されたドッグ・ヘッドのフードが2ミリ厚だったのに対し今回は1.5ミリ厚↓

また素材にPETを使用することにより、均一な透明度を保ちつつ経年にも耐久性を兼ねたフードが実現出来たとのことでした↓

尚、デコマスの歯は塗装でしたが製品版はクロムメッキ仕様になる予定だそうです↓

お話を聞けば聞くほど興味をそそられるコレクティブルでしたよ(^^;)
こうして第一部「展示品、プロップ解説」は終了。
休憩タイム中、流石のやかん氏もこのヘッドには暫し魅入ってましたねぇ~(笑)↓

第二部「商品発表会」についてはオフレコが多く、あまりお話し出来ませんが何となくお察しくださいませ・・・(^^;)


その中に“GIGER’S ALIEN 1:3 MAQUETTE”の文字がががががっ!?((((゜Д゜;))))))↓

ギーガー・ミュージアムのあれが・・・↓

あのゼノモーフの大型スタチューが登場するかもしれないんですね(><;)↓

そして最後は“ALIEN:COVENANT”のTMで締め括られました(爆)↓

また今後「プライム1スタジオ」さんと何かするらしいという噂もお聞きしました(゜∀゜)
いったいこの先、CoolPropsさんはどの様な商品展開をして行くのか・・・。
今後の動向からも目が離せないメーカーです(^^)
またこのイベントに参加した全員にCoolPropsがこれまでリリースしてきた商品カタログと「エイリアン2」に登場した海兵隊のドッグタグが配布されました↓

ちなみに私が頂いたドッグタグはダニエル・スパンクマイヤー↓

スパンクマイヤーと言えば苦虫でも噛み潰した様な険しい顔で目覚めたこの方↓

劇中では救出船の異変に気付きながらも乗り込んでしまい、おそらくエイリアンに殺られたと思われる二等兵でしたね↓

最後に発案から商品化まで約3年という長い時間を費やしたこの究極のギーガーズ・エイリアンLSヘッドは世界限定1000体(日本:150体)で現在、各取扱い店にて絶賛予約受付中です↓

尚、国内限定の150体に関してはギーガー・ミュージアムのプレートが特典として付属するとのことでした(゜∀゜)
ちなみに余談ですが最終的に監修にOKが出たのは26日の午前0時過ぎだったらしくギリギリで今年のエイリアン・デーに予約開始が実現出来たそうですよ(爆)
気になってる方は是非、各サイトを覗いてみてくださいね~(^∀^)/
そんなこんなで今年のエイリアン・デーも非常に内容の濃い1日を過ごさせて頂いた訳ですが、1つだけはっきりした事は映画公開から40年近くも経つと言うのに未だに全く色褪せないゼノモーフ“ALIEN(エイリアン)”を生み出した巨匠ギーガーは本当に凄い人物だったんだな~ということでした。
私は短い人生の中でこの時代に生まれた事、エイリアンと出会えた事を誇りに思います(^з^)ゞ