こちらは今年2月のワンフェスでRoswellブースにて見掛けたバストモデル・キット「KISS OF DEATH(死の接吻)」↓

これはエース工房の佐野さんの新作でバストモデルとしては2013年に発売された“CLONE NO.9”↓

※作例:THE BIRTH(右)& THE DEATH(左)
そして2014年に発売された“bride” に続き3体目となるキットになります↓

※作例:Apollon(右)& Artemis(左)
イベント当日は完売につきゲット成らずでしたが先日、エース工房さんよりリリースされたので購入させて頂きました↓

もちろん今回も恒例の2個買いですよ~(^∀^)v

さっそく制作開始!!!

グレーサフで立ち上げて片方にのみホワイトを重ねたのですがここで問題発生っ!?(爆)↓

どうやら離型剤の処理が甘かったらしく墨入れ中に塗膜がペリペリ剥がれ落ちてしまいました・・・(><;)
落ち込んでいても仕方ないので再び下地処理をし、白サフを吹いて気分を変えましたよ(^ω^;)↓

ここで話が変わりますが佐野さんは今回“死美女をBATなバイオスーツでVAMPIREとして蘇生した”というコンセプトの下、これを作ったと自身のブログで紹介されてました。
実に佐野さんらしい面白い設定ですよね((((^∀^))))
私はこれを“不気味で恐ろしい存在”という風に解釈し、今回は1997年に制作された映画「ゴースト&ダークネス」に登場する周囲を恐怖のどん底に陥れた“シャイタニ(夜の悪魔)”の名を命名することにしました↓

実はこの映画、19世紀末アフリカで140人を殺害したと言われている人食いライオンの実話を画いた作品なんです!!!ガクガクブルブル((((゜Д゜;))))))
またマイケル・ダグラスにヴァル・キルマーという異色のコンビが登場するのも見所のひとつなんですよね(笑)↓

だいぶ古い映画ですが好きでした(^ω^)
・・・と話が横道に逸れてしまいましたがさっそく今回製作した「KISS OF DEATH」を紹介させて頂きたいと思います(^∀^)
先ずは「The Ghost(幽霊)」から↓



裏側及びバイオスーツには敢えてあまりサフを吹かず、ピンク色のカラーレジンを下地として活かしました↓

透き通る様な白い肌に真っ赤な唇が非常に印象的です↓

続いて「The Darkness(暗黒)」↓




小麦色の肌に真っ黒な唇がまさに“暗黒”の象徴ではないでしょうか??

ゴースト↓

ダークネス↓

あなたはどちらの死美女がお好みですかぁ~??( ̄∀ ̄)ムフフ↓

最後に余談ですがこちらは私が学生の頃、暇潰しで描いていた画集↓

『そう言えば昔、ヴァル・キルマー扮するパターソン大佐も描いたことあったけな~』と思い約15年振りに開きました(爆)↓

やっぱりこの頃のキルマーはノッてたな~と改めて実感~(*^^*)

因みに当時“ゴースト&ダークネス”と呼ばれ人々に恐れられたこの2頭のライオンは1898年、パターソンにより仕留められ現在はシカゴ・フィールド自然史博物館に剥製として展示されているらしいですよ↓

まぁ、何はともあれこの度ギャラリーに3体のSano’s Bustを鎮座させることが出来ました~(^Д^)/
