東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件



って、もう20年近く前のことなんですね。


死刑判決が確定したのは、2006年1月17日なので


執行まで 2年5ヶ月。





7年前の2001年6月8日に起こった 付属池田小事件。


宅間守死刑囚に死刑判決が出たのは、2003年8月28日


死刑執行は、 なんと 1年後の2004年9月14日 


衝撃でした。






裁判員制度が始まったら


どうしたらいいんだろうかと また思う。




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<連続幼女誘拐殺人>宮崎死刑囚に死刑執行 (毎日新聞)


法務省は17日、88~89年に東京都と埼玉県で起きた連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚(45)=東京拘置所収容=の死刑を執行した。80年代末の日本社会に衝撃を与えた同事件の発生から丸20年。宮崎死刑囚は捜査や公判で不可解な供述を繰り返し、詳しい動機や背景を語らないまま、06年2月の判決確定から2年4カ月で死刑が執行された。
 殺人罪などで起訴された宮崎死刑囚は公判で「夢の中でやったような感じ」「ネズミ人間が出てきて怖くなった。もう一人の自分が急に現れて、手を出した」などと述べ、責任能力が最大の争点となった。
 1審での精神鑑定は(1)人格障害だが完全な責任能力がある(2)多重人格で責任能力は限定的(3)統合失調症で責任能力は限定的――の3通りに分かれる異例の展開になったが、1、2審、上告審とも完全責任能力を認めた。最高裁は「殺人の主たる動機は性的欲求や、死体等を撮影して自分だけの珍しいビデオテープを持ちたいという収集欲に基づく」と指摘した。
 宮崎死刑囚の確定判決 88年8月、埼玉県入間市で幼稚園児(当時4歳)を誘拐、東京都あきる野市の山林で殺害して遺体を焼いた▽同年10月、埼玉県飯能市で小学1年生(同7歳)を誘拐、あきる野市の山林で殺害した▽同年12月、埼玉県川越市で幼稚園児(同4歳)を誘拐して飯能市で絞殺、遺体を山林に捨てた▽89年6月、東京都江東区で保育園児(同5歳)を誘拐、殺害して遺体を捨てた▽同年7月、東京都八王子市で小学1年生にわいせつ行為をした。


幼女連続殺害の宮崎死刑囚刑執行 ほかに2人 法務省 (共同通信)


法務省は17日、幼女連続誘拐殺害事件の宮崎勤死刑囚(45)ら3人の死刑を執行したと発表した。宮崎死刑囚は1988-89年に幼女4人を相次いで連れ去り、殺害したとして起訴され、刑事責任能力を争ったが、完全責任能力を認めた最高裁判決が06年2月に確定した。鳩山法相の命令による死刑執行は昨年12月以来4回目。3年余りの中断後、死刑が再開された93年以降、最多だった前法相の10人を抜き13人となった。