ピンサロをやめて、その後も一人でアパートに暮らして、
昼頃に起きて、身支度をして、バスに乗って仙台駅のあたりで降りた。
本屋に行って、本を買って、喫茶店で読んだ。
本当はすぐにでも過食嘔吐したかった。
でも夕方からするって、決めていたから、それまでの暇つぶしだった。
絶対誰も自分のことを助けないと思っていたし、
どうなった状態が助かった状態なのかもわからなかった
こうではなく生きたいのだが、
ではどうしたらいいのか
文庫本のコーナーに行って、
気になったタイトルの本を手に取り、ぺらぺら見て読めそうなら読む。
繰り返し。
それで出会ったのが吉本ばななで、
私は彼女のつくる物語を信じられた
きっとそうなんだなと
信じられた
生きるルートが一つもないと思っている中に、
すっと一本の道ができた
それはきらきらしているわけではない
でも信じられた
きっそそうなんだなと
不思議な経路を通って、
私の頭と身体と心が、
彼女の物語を信じた
私もそういうのが書きたいんだよねえ