みなさんおはようございます。
今日はこのお話をご紹介します。
ゴールデンウィークが終わり、仕事や学校が再開される5月上旬。
「仕事に行きたくない」「学校が始まるのがつらい」と、連休明けにストレスを感じる方は少なくありません。
今回は、5月に不調を感じる「五月病」について詳しく解説します。
5月の連休明けに心身のバランスを崩してしまった状態を、日本では「五月病」と呼ぶことがあります。
5月に不調を感じる方が多いことから、いわゆる総称として使われている言葉です。
この時期は、いろいろと社会生活の変化、気候の変化などが重なる時期です。
そして日本ではゴールデンウイークがありますから、なおさら変化を大きく感じてしまうのかもしれません。
もちろん医療機関で「五月病です」、と診断名が付くこともありませんが、心の調子をくずやすい時期として認識いただくと良いでしょう。
診断名として使われるのは、
『適応障害』
適応障害とは、新しい環境に適応できないことがストレスになり、心身に影響が現れ、生活に支障が出ている状態です。
『うつ病』
うつ病とは、脳の機能低下により心身に影響が出て、身体症状や精神症状が出ている状態です。
適応障害とうつ病の違いをざっくりとまとめると、下記のように言えるでしょう。
「環境へのストレス」が原因:適応障害
「脳の機能低下」が原因:うつ病
ただ、なかには環境の変化によるストレスが蓄積したことにより、脳機能が低下して、結果的にうつ病と診断される方もいます。
ご自身で判断するのは難しいので、不調を感じた際は早めに医療機関に相談することをおすすめします。