よろよろ日記

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ハイハイ、遂に罹りましたよ。

 

新型コ・ロ・ナ

 

Yes! COVID-19

 

打てる物は「手」も「ワクチン」も全て打ってここまでやって来たけど、遂に我がよたよた一家もビッグウェーブに飲み込まれたよ。

真っ先にワクワクさんが倒れ、秘密道具「新型コロナウイルス簡易抗原検査キット」を三人して使用したところ

 

フェアリー

 

妖精一家決定ですよ。

 

いやはや、予想はしていたものの中々にヘビー。

だから罹りたくなかったんだよ。

いや辛かった。

最高39.6°の高熱がもう地獄。

自分がさ、針のたっぷり入った水風船になって、それを剣山の上に置かれたような体の痛みが解熱剤が効いてくるまでひたすらに続く。

あと、飲めない食えない、これが地味に効いてくる。

実際、私はほぼ丸二日以上殆ど何も食べられなかった。

おかげで、その後しばらくはお粥生活を余儀なくされたんだ。

熱がさほどじゃなくなってホッとした日の夜は、今度は鬼の鼻水攻撃で一睡もできず。

ランニングするのは元気な人だけでいい、鼻はランニングなんてするんじゃない、などと若干キレ気味に夜を明かした。

もうさ、なんだか1日ごとにメイン症状が変わって、日替わりメニューをフルコンプした感じで非常に疲弊した。

 

ちなみに、ワクワクさんは三日ほどで「元気一杯」。

あ、もちろん解熱から5日は自宅で大人しくしていたよ。

娘Nの方は「チョイ悪夏風邪」程度でこちらも軽症。

私だけが「隕石直撃!!!」の大ダメージ。

何なんだよって突っかかりたくなる。

ホント、泣けてくるほど辛かった。

後遺症的なモノも無く、すんなりと治ってくれたのは幸いだ。

「ルル」と「ロキソニンs」に感謝だな。

 

病院に関しては、まず三人とも基礎疾患が無い、緊急性を感じるほどの症状では無かった、他の人への感染を考慮、の観点から受診せず自宅療養をチョイスした。

もちろん自治体の「受診の目安」が書かれているホームページも参考にしたよ。

 

 

今回の「よたよた一家コロナ罹患事件」によって、一つ解った事がある。

 

「飼い主が病気などで弱っていると、心配そうにして添い寝してくれたりするネコ」なんていうのは都市伝説

 

これですよ!

「いやいや、うちの子はずっとそばにいていれたyo」なんてのは、願望と体調不良が見せた夢か妄想に違いない。

だってさ、情け容赦無かったよ、ウチのねこ・・・はぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一昔前に「新たな自分探しの旅に出る」

とか何とか言って実際に旅立ち、さらに

 

職業:旅人

 

とした、なかなかツワモノな有名人がいたが、その後彼はどうなっただろうか。

 

自分探し、というのは、私的には

 

己を知る

 

これに尽きる。

でさ、それをどう知るかっていうところがミソなんだろうね。

人によっては、滝にうたれたり山に篭ったりの所謂「修行」したりするんだろうし、何らかの出来事によって己というものを悟る人もいるだろう。

でもね、私よたよたが書きたいのは、そんな高尚な話ではない。

世の中には、もっと手っ取り早く、手軽に楽しく、しかもタダで「己を知りたい」と思う者がいるんだ。

そう、私の娘Nだ。

 

ある日、彼女はネットサーフィン中に

 

「あなたの欠点は?七つの大罪診断」

 

と言った感じのサイトを見つけたんだ。

どこの中二病だよっ!

ってな感じのツッコミどころ満載なネーミングだが

どうやらよくある劣化版心理テストみたいなものらしい。

で、彼女は大いに興味を惹かれ早速やってみたんだ。

お前、まさかまだ完治していなかったのか、中二病。ってなもんだが、ともかくも彼女はクリックを繰り返し、結果

 

「怠惰」

 

と出たんだってさ。

普通、こういうヤツの結果って

 

ふ〜ん

 

が感想の全てなんじゃないかと思うんだけど、彼女は違った。

 

いやいや、「怠惰」だと?

全然納得いかないねっ

 

どうやらNは「強欲」(グリード)あたりがターゲットだったらしい。

忿懣やる方なし!

という事で、もう一度トライだ。

中二病も拗らせるとこういう人間になる、という見本のような女N。

 

こういった心理テストって結構自分が望む結果に誘導できるじゃない。

で、まんまと「強欲」の称号を手にしたN。

何が嬉しいのかよく分からないが、すっかりご満悦な彼女は更にネットを徘徊し、次なる獲物を発見したんだ。

 

「あなたを動物化すると何系でしょう」

 

今更の「動物占い系」。

どうもそのサイトのトップページにはやれ「白鳥」だの「うさぎ」だのそれはキラキラと可愛い動物たちの絵が、これ見よがしに散りばめられていたんだって。

「中二病拗らせ女」のハートは鷲掴みにされた。

再びクリック、クリック・・・出ましたっ!!

 

「かめ」

 

まさかの「カメ」ですよっ「亀」。

そこはもう、ブラウザ閉じるよね、普通なら。

だが、そこはさすがの「拗らせ女」。

 

絶対違くね?

 

またしても、2度目のトライだ。

そうでもしなければ、彼女は

 

「怠惰なカメ」

 

という何とも彼女的には受け入れ難い、私的には極めて妥当な「真の己」を受け入れることになるからだ。

もうキーボードを叩くのもダルい話だが、そうして彼女は目出たく「犬」の称号を手にしたんだ。

良かったな、これでアンタは「強欲な犬」だよ。

私はそう言ってやったが、彼女的にはこの称号もご不満だったようで

 

「ねこ」が良かった。

「強欲なねこ」って完璧じゃん?

さもなきゃせめて可愛いイメージの「小鳥」とか「うさぎ」、理想を言えば優雅な「白鳥」あたり。

 

などとほざいていた。

 

ったく!

 

湯水の如く時間を使ってベッドに転がりながらそんなことやってたNの「真の己」は、「怠惰なカメ」で間違いない。

劣化版心理テストっていうのも、こうしてみると中々侮れないものだ。

皆さんも、こんな「自分探し」いかがかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「火花パジ」

 

一日に何度かいきなり頭に浮かぶワード。

こんにちは、韓国ドラマ「ミス・モンテクリスト」を楽しみに日々を過ごすよたよたです。

 

中国時代劇「燕雲台」(いや、面白かった!)の予約をそのまま放置していたら「ミス・モンテクリスト」が入っていてですね、好奇心のままに観始めたわけですよ。

そしたら、思いの外面白くてですね、見事にハマった訳なんですよ。

 

私は「復讐モノ」って好き、いや大好きだ。

この度見始めたのは、その題名からもお分かりのように「モンテ・クリスト伯」(巌窟王)が原作の韓国ドラマだ。

以前、日本でも「モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー」という題名で放送していたが、前述のように「復讐モノ」を愛してやまない私は、当然面白く観ていた。

日本のと韓国のと何が違うって、まず、男女が逆転している。まあ、題名見りゃわかるよね。私が言いたいのは、そんな事ではない。

全73話というそのボリュームだ。

私の心境としては

 

 おお、こりゃ、ねっちりたっぷりの復讐劇を見せてもらえそうだな、こりゃ

 

といった感じだ。そりゃ観るよね。

見始めて真っ先に思ったのは

 

 韓国ドラマって濃ゆい、というか激しいなオイ

 

感情の描き方とか設定とかファッションとか、色々が濃ゆく、激しい。少なくとも私にはそのように感じられた。

でもさ、慣れるんだよね。これが。

でさ、それがストーリーにもピタッとハマっていることも相まって、クセになる感じなんだ。コレが韓国ドラマ人気の理由の一つなんだろうな、と納得したよ。

 

ところで、原作が「モンテ・クリスト伯」ということで、話の大筋はまさに「何をか言わんや」だ。つまり「出来レース」なんだ。だからこそ、主人公が何を失おうが、どんな不幸に見舞われようが、その後のお楽しみ(復讐劇)への「タメ」として落ち着いて観ていることが出来る。

アレだ、跳ねる前の溜めが大きいほど、バネは大きく跳ねるっていうやつだ。

それでも「いや、酷いなオイ」って呟いちゃうくらいには、すごいことになっているんだけどね。

 

「ミス・モンテクリスト」は今週で10話。残り、63話。

たっぷりと楽しませてもらおう。

さて、運動の方。

しっかりチマチマ歩いていますよ。

今日などは、全5km中1.2kmほどはゆっくり走ってみた。

多分、キロ10分くらい?

あはは、マジキツかったよ。

「全身筋肉痛」も 「よっ、久しぶり♪ 元気だった?」って律儀にやってきたしね。

 

ん?記事冒頭の「火花パジ」ってなにか?

「ミス・モンテクリスト」に出てくる登場人物の店の名前(あだ名としても使われている)なんだけど、何だかやたらインパクトがあって、何の脈絡も無く一日に何度も頭に浮かんできて困っているっていうアレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この「よたよた日記」のジャンルはなんと

 

ランニングブログ

 

お忘れかもしれないが、そういうことだ。

いや、もしかしたらこのブログそのものが

「すっかり忘れていたよ!まだやっていたんだね!」

という位置付けになっていてもおかしくない。

そんなこんなで、しぶとくも更新しているわけだが、いかんせんここのところ「ランニングネタ」とは全く違った内容ばかりで、ますます怪しげなブログになっている。

 

世の中で起こる事、その全てには理由がある。

私が「ランニングネタ」をスルーしていたのにも、ちゃんと理由がある。

 

体を壊して、走ることが出来なかった

 

真実はいつだって存外に単純なものなのだ。

昨年から、ちょっと整形外科系で不具合があり、運動は全て御法度という所謂ドクターストップがかかっていたんだ。

細かい話はめんどくさいので割愛するとして、つい先日、やっと「ウォーキングから徐々に」解禁。昨日からリハビリ的に歩き始めたところだ。

 

おっそろしいくらい落ちてたよね、体力が。

もうビックリするくらい。

前を歩いていたおじいちゃんに追いつけないどころか、引き離されたよね。ホント。

いや、まいった、まいった。

 

でもまあ、春らしく暖かくて気持ち良かったし、久しぶりに体をまともに動かすことができてすごく楽しかった。

 

 また、一からだな

 

実際のところは「マイナスから」だけど、コツコツやっていくとしよう。

 

 

一応の記録

昨日 2時間 

今日 1時間40分 ウォーキング

 

 

 

少し前から「硬貨」(ジャリ銭)界隈が誠に喧しい。

やれATMで手数料とるだの、

そのせいで募金やら賽銭は硬貨ではなくキャッシュレスで、だの

あまつさえ、硬貨を汚いもの呼ばわりする者まで出てきたというのだから

全く時代は変わったものである。

私の子供時代には

 

100円玉握りしめて駄菓子屋へGO!

 

というのが定番で、その100円ポッキリで一抱えの駄菓子を買い込み

友人達と王族気分で過ごしたものだ。

今、100円を持って行ったところで、一つか二つしかGETできるお菓子は無いのではないだろうか。いや、子供の天国である「駄菓子屋」が絶滅危惧種である以上、下手したらポテチ一つ買えない可能性もある。

少しばかり淋しい気分になる。

 

・・・なに年寄り臭いこと言ってんだ。

ともかく、硬貨は現在大層肩身の狭いことになっている。

私にしたところで変に財布の中の小銭が増えてしまうと「うーん、邪魔だな」

などと思いつつ、消費に励む事もしばしばだ。

そんな若干厄介者になりつつあるジャリ銭だが、人は時としてジャリ銭に窮地を救われる事もあるんだ。

 

 

ある日のこと、私は外出中に猛烈な空腹感に襲われた。

飢餓状態の私の頭には「カツ丼」、それしか無かった。

カツ丼なら蕎麦屋か定食屋が定番だろうが、生憎あたりにはキラキラした人々で溢れかえった小粋なカフェか品の良いビストロしかない。

こういう時に限ってやたら洒落た街にいる自分を呪う。

 

 どっかにカツ丼の旨い店はねがー

 

気分はさながらパリに紛れ込んだナマハゲだ。

「美味しそうなカツ丼の店」を求めて、ナマハゲはおしゃれすぎる街をさすらう。だが、そんな店は一向に見つからない。

ダメだ、ここは何処もかしこもパリだ。

シャンゼリゼにはカツ丼なんて無い。

鉄道で街を移動するような気力は、餓鬼と化したナマハゲには残ってはいない。

もう駄目だ、私はこの「東京砂漠」でカラカラに干涸びて死んでいくんだ。

よろめきつつ、横道に入る。

するとそこには「カツ丼」の文字が!

一瞬蜃気楼か、マッチを擦ると見えるアレかと思ったが、ここは砂漠でもなければ、私はマッチ売りのおばさんでもない、もちろん白い粉のようなモノでキマっているわけでもない、つまりは遂に待望の「カツ丼屋」を見つけることに成功したということだ。

脇目も振らず店に飛び込み、すぐさま

 

 カツ丼、大盛りでっ!

 

「はいよっ、カツ丼大盛りねっ!!」

・・・旨いっ、旨いっ、旨いっと煉獄杏寿郎のようにカツ丼を貪る。

暫しのち、丼には夢の跡だけが残った。

大満足した私はお会計に向かう。

そこで、今世紀最大の衝撃に襲われる。

 

 はっ、やべえ、今日財布持ってきてねーんだった!!!

 

いや、カードもウォレット登録済みのiphoneも持っている。

だが!!!その日に限って「現金」の入った財布は置いてきてしまっていたんだ。

その店、「現金払いのみ」。

 

 うおおおおおおおぉ。どうすりゃ良いんだ。

 

私の焦りが透けて見えたのか、人の良さそうな店のおばちゃんの顔がやや怪訝そうになる。

 

 そうだっ!確かここに・・・

 

私はまず、バッグの小さなポケットの中から500円玉を取り出した。

よし、まずは会計¥1280の39%を確保。コレは幸先がいい。

次に、ペンケースの中から300円を、これで62%。

この時点でおばちゃんの顔は「怪訝」から「心配そう」に変わる。

急がねば。

そしてコートのポケットから170円を取り出す。コレで75%チョイ。

さらに、ジャケットの胸ポケットからも250円。1220円、95%達成。

iphoneの充電ならばもう充分な頃合いだが、「お会計」においてはそれは許されない。

おばちゃんの顔は何故だか笑い出している。

私はさらにカードケースをひっくり返しそこから50円を発見する。

コレで1270円。99%をコンプリート!!

あと10円、あと10円があれば・・・

その時、おばちゃんが大笑いしながらこう言った

 

 手品みたいなモノ見せてもらったし、いい食べっぷりで美味しそうに食べてくれたから、10円オマケね!!

 

 菩薩っっっ!! 

 

私は平身低頭して謝罪と感謝を伝え店を去った。

ナマハゲとして入店し、餓鬼のようにカツ丼を喰らい、マジシャンとなって会計をし、信者のように拝み感謝をし店を出た。

 

危なかった、危うく犯罪者、「食い逃げ犯」になってしまうところだった。

もし、私があちらこちらに無精にも小銭を入れていなかったら・・・

まあ、どうにかはしたでしょうけど(笑)、本当に小銭があって良かった。

このご時世、お店にとって10円は「たかが10円、されど10円」だろう。

そのお店には、近々お礼と10円を持って再び美味しい「カツ丼大盛り」を食べに行こうと思っている。もちろん現金も忘れずに持ってね。

そんなわけで、

 

小銭、侮りがたし

 

と声を少し大きくして言いたい、よたよたでした。