自分の気持ちに気づいて吐き出すこと大事です🍀
先日認知症ケアのスペシャリストの番組を見ていたとき、心に残る場面があったので
グループホームでのひとコマ。
徘徊を繰り返すお年寄りに付き添い、散歩に出かけたスタッフ。歩きながらお年寄りの言葉に耳を傾け、過去の辛い出来事を話して貰っていました。
お年寄りの話を否定することなくしっかりと聴く。過去の苦しかったこと、悲しかったことを話すお年寄り。
もしかしたらその話は初めてではないかも知れないけれど、スタッフは共感しながら聴き、
最後に『(今までの人生)頑張ったね』と声を掛けていました。
するとお年寄りも自分で『頑張った。頑張った』と言葉を発せられ、にこやかにホームに帰って行かれたのです。
表面に出ている症状は徘徊を繰り返すということ。
でも、その心の内には表現できない不安感や悲しみなどの気持ちがあるのですよね。
その気持ちを吐き出したことで落ち着かれたのでしょう。気持ちが前向きになっておられました。
これって認知症のあるお年寄りだけに限らず、私達にも通じるものがあると思います。
自分の気持ちを否定せず受け入れ、自分が認める。自分で自分に『頑張ったね。悲しかったね。辛かったね』など声を掛ける。その際自分を抱きしめても良いでしょう。そうすると自然に心が落ち着いてきます。
ちなみに私はお風呂でよくしています(^-^)
湧いてくる感情に良い悪いはないので、楽しい、嬉しい、という感情も、辛い、苦しい、腹が立つ、悲しいという感情のどちらも大切だなぁ。と思います。
引きこもって家から出られなくなっている方のカウンセリングワークしています。
良かったらのぞいてみて下さい👉 感情吐き出しワーク〈クッカ〉