期末用に生物基礎をまとめてみる① ~代謝・ATP~

 

   

 自分なりに生物基礎をまとめてみました~

 今回は代謝とATPについて.

 

 

  生物とエネルギー

 

生物は,代謝をする

 

代謝…同化と異化

 

同化…単純なものから複雑なものをエネルギーを使用して作り出すこと

   レゴブロックで家を作る→疲れる(エネルギーを消費),みたいな感じ.

   生物でいうと,光合成など.

 

異化…複雑なものを単純なものに分解すること.エネルギーが取り出される

   一生懸命作った家を破壊することで,

   新しいものを作ろうというエネルギー(?)を生み出す感じ.

   生物でいうと,呼吸など.

 

 

生物は,独立栄養生物と従属栄養生物に分かれる

 

独立栄養生物…自分で同化できる生物

       光合成ができる植物や細菌など

 

従属栄養生物…自分で同化ができないから,何かを食べないといけていけない生物

       草食,肉食動物など動物の大半

 

※「従属」栄養生物というと弱者が強者に従っている,みたいなのを想像して,植物とか食物ピラミッドの下の方生物達かなーと思ってしまうかもしれないが,

あくまでも「同化を行えない生物」が「食べ物」に従属しているだけ(食べ物がないと生きてけないよー,みたいな).

 

 

 

  ATP

 

ATPは,代謝の通貨
 

ATP…アデノシン三リン酸

   アデニン(塩基)とリボース(糖)からなるアデノシンと3つのリン酸からなる.

   リン酸同士は高エネルギーリン酸結合でつながっていて,

   それが切れるとエネルギーが放出される.

 

  (下手くそな図ですみません...)

 

 

ATPからリン酸を一つとるとADPになる.さらに一つ離れると,AMPになる.

代謝におけるエネルギーのやり取りはATPのリン酸が取れたりくっついたりすることで行われる.ICカードみたいにチャージしたりできる.

 

ちなみに,高エネルギーリン酸結合は一つ目(最初に切れるところ)のほうがエネルギーが大きい.

 

※TとかDとかMは,ギリシャ語のTri, Di, Monoの頭文字.

 

 

 

  用語まとめ

 

緑色になっている用語の簡単なまとめ

(めちゃくちゃ簡単に書いてるので,参考程度に.)

 

 代謝

 生物が生命維持のために行う反応

 

 同化

 エネルギーを用いて単純な物質を複雑な物質に合成すること

 

 異化

 複雑な物質を単純な物質に分解して,エネルギーを取り出すこと

 

 独立栄養生物

 自分で同化を行うことができる生物

 

 従属栄養生物

 自分で同化を行えないので,食べ物が必要な生物

 

 ATP

 アデノシンと3つのリン酸がくっついていて,エネルギーのやり取りに使われる

 

 アデノシン

 アデニンとリボースの化合物

 

 アデニン

 塩基の一種(ATCGのA)

 

 リボース

 糖の一種

 

 リン酸

 これが取れたりくっついたりすることで,

 エネルギーが閉じ込められたり放出されたりする

 

 高エネルギーリン酸結合

 リン酸同士を結びつけているもの.エネルギーが封じ込められている

 1つ目は2つ目よりエネルギーが大きい(基本的には1つ目しか切れない)

 

 ADP,AMP

 それぞれATPからリン酸が1つとれたもの,2つとれたもの

 

 

 

  終わり

 

 

今回はここまで.

 

次回は光合成についてまとめていこうと思います~