それは、ふたりが寝込んだ深夜だった。
その日は、店の手伝いで忙しく疲れていたのか、いつものことで忘れていたのか、大事なひまわりを押し入れにしまい忘れてしまったのだ。
それから、二時間後に、寝相の悪いリキの足が、イトの腹にヒットして目を覚ました
『お兄ちゃん、駄目じゃないか、今日の当番でしょ』
リキは眠い目を開けて、布団から立ちあがり、ひまわりを押し入れに閉まって、すぐに寝てしまった。
部屋に届く月明かりに、ひまわりの花びらが一枚だけ落ちていた。
ひまわりはもう枯れるころだ。
『朝ごはんはいらないのか。いいかげんに、冷めちまうぞ』
オヤジさんは、冷めていく目玉焼きをみながら、ため息をついた。
何度も呼んだが、リキとイトが時間になっても来ないので、オヤジさんはふたりの部屋に入った。
部屋に入ってすぐに、ひまわりの花びらが落ちていることに気づいた。
オヤジさんは、それがなにか、すぐに理解した。
『何で、ひまわりがあるんだ?』
オヤジさんは、人生で一度だけ、お花を見たことがあった。
それはまだ、オヤジさんが子供のころだった。
商店街五十周年記念に、募金をあっめて、ひとつのお花を買ったのだ。
その日は、店の手伝いで忙しく疲れていたのか、いつものことで忘れていたのか、大事なひまわりを押し入れにしまい忘れてしまったのだ。
それから、二時間後に、寝相の悪いリキの足が、イトの腹にヒットして目を覚ました
『お兄ちゃん、駄目じゃないか、今日の当番でしょ』
リキは眠い目を開けて、布団から立ちあがり、ひまわりを押し入れに閉まって、すぐに寝てしまった。
部屋に届く月明かりに、ひまわりの花びらが一枚だけ落ちていた。
ひまわりはもう枯れるころだ。
『朝ごはんはいらないのか。いいかげんに、冷めちまうぞ』
オヤジさんは、冷めていく目玉焼きをみながら、ため息をついた。
何度も呼んだが、リキとイトが時間になっても来ないので、オヤジさんはふたりの部屋に入った。
部屋に入ってすぐに、ひまわりの花びらが落ちていることに気づいた。
オヤジさんは、それがなにか、すぐに理解した。
『何で、ひまわりがあるんだ?』
オヤジさんは、人生で一度だけ、お花を見たことがあった。
それはまだ、オヤジさんが子供のころだった。
商店街五十周年記念に、募金をあっめて、ひとつのお花を買ったのだ。