さすがにお花の図鑑には、お花の匂いの種類は書いてなかった。
『うん。お花に顔をちかずけてみて』
リキは、おそるおそる顔を、お花にちかずけてみた。
『本当に、甘い匂いがするんだ』
『そうでしょ』
リキは、うんうんと頷いた。
『俺は、お花をずっと見たかったんだ。ありがとな』
イトの頬に流れる涙を、リキは片手で拭いてあげる。
『なんでイトが泣くんだよ』
『お兄ちゃん。僕ね、ずっと隠しててごまんなさい』
リキは、そんなイトを笑いながら、
『ずりっいだろ。それじゃ俺は、怒れないだろ』
とイトを抱き寄せて抱きしめる。
『いいんだよ。見せてあげられるんだくれた今がすべてだろ』
『うん。お兄ちゃんごめんなさい』
イトは、心から安心したら涙がとまらなくなった。
それを受け止めるように、リキはイトを強く抱きしめたまま、
『いいんたよ』
といい続けた。
そんなリキも泣いていた。
しばらくしてから、イトが泣き止んで、リキはイトと目を会わせた。
『このお花を、オヤジにも見せていいかな?』
イトは一瞬ためらってから、リキを見れないようで下を向き。首を横にふった。
一瞬の見えたイトの顔は、リキを辛くさせた。
それは悲しそうなのだが何かに怯えるようにも見えて、イトには何かに事情があるのだと理解した。
『駄目か?そうだな、じゃこれは俺達の秘密だな』
『うん。そうしてほしい』
『ふたりだけの秘密だな』
リキは、ひまわりの咲いたバケツを持って、部屋中を歩き回って、どこに隠すか悩んでいたが、最終的に押し入れにしまった。
『これで、オヤジには見つからないだろう』
『うん』
『うん。お花に顔をちかずけてみて』
リキは、おそるおそる顔を、お花にちかずけてみた。
『本当に、甘い匂いがするんだ』
『そうでしょ』
リキは、うんうんと頷いた。
『俺は、お花をずっと見たかったんだ。ありがとな』
イトの頬に流れる涙を、リキは片手で拭いてあげる。
『なんでイトが泣くんだよ』
『お兄ちゃん。僕ね、ずっと隠しててごまんなさい』
リキは、そんなイトを笑いながら、
『ずりっいだろ。それじゃ俺は、怒れないだろ』
とイトを抱き寄せて抱きしめる。
『いいんだよ。見せてあげられるんだくれた今がすべてだろ』
『うん。お兄ちゃんごめんなさい』
イトは、心から安心したら涙がとまらなくなった。
それを受け止めるように、リキはイトを強く抱きしめたまま、
『いいんたよ』
といい続けた。
そんなリキも泣いていた。
しばらくしてから、イトが泣き止んで、リキはイトと目を会わせた。
『このお花を、オヤジにも見せていいかな?』
イトは一瞬ためらってから、リキを見れないようで下を向き。首を横にふった。
一瞬の見えたイトの顔は、リキを辛くさせた。
それは悲しそうなのだが何かに怯えるようにも見えて、イトには何かに事情があるのだと理解した。
『駄目か?そうだな、じゃこれは俺達の秘密だな』
『うん。そうしてほしい』
『ふたりだけの秘密だな』
リキは、ひまわりの咲いたバケツを持って、部屋中を歩き回って、どこに隠すか悩んでいたが、最終的に押し入れにしまった。
『これで、オヤジには見つからないだろう』
『うん』