こんにちはくじら旅行です! 4月13日9投稿目
昨日、アメリカでゴルフのメジャー大会・マスターズが開幕しました。松山英樹選手が今年も出場しています。2021年、アジア勢初のマスターズ優勝は皆さんの記憶にも新しいでしょう。
とにかくグリーンが速い!池が多い! マスターズのゴルフ場であるオーガスタは難しい! そんな中世界の名選手をおしのけ優勝したのは恐ろしいくらいすごいことです。筆者も1ゴルファーとして尊敬したいところであります…。
さて、先延ばしの記事の本題に入っていきましょう!
現在、この記事では筆者が実際に行った東北旅行のルートを紹介しています
青春18きっぷを利用した観光列車の旅です
↑青が1日目、赤が2日目
旅は現在東京から新潟を経由し、秋田で宿泊したところです。
それでは2日目の旅を始めていきましょう。
旅程
2日目
お目当ての観光列車に乗るべく、秋田駅に7時40分に到着。朝ごはんを調達しなければなりません。
ところで。コスパが良いシティーホテルというのはこの世にたくさんあります。
清潔な内装、広いエントランス、朝食は豪華なバイキング。そのような設備でも1ケ月前などであれば1泊6000円程度で泊まれてしまうのがシティーホテル。そうしたホテルに今回も泊まりたかったのですが、なにしろ朝が早すぎる…。あきらめて素泊まりを選択しました。
こうして8時5分頃、ホームに向かうと、ついに入線してきました。
こちらが、JR東日本の誇る絶景観光列車・リゾートしらかみです!
秋田8:19→リゾートしらかみ1号 青森行→13:34
この緑色の車体はこれから走るJR五能線の車窓に映る、世界遺産・白神山地のブナがモチーフの編成です。
コラム 沿線の有名な木
白神山地は世界遺産でブナの原生林が多く残っていますが、実はリゾートしらかみの沿線にはほかにも有名な木があります。
・秋田杉…能代市はかつて林業で栄え、秋田杉は「人工の日本三大美林」として有名
・津軽ひば…津軽地方の「天然の日本三大美林」の一つの木
秋田を出てすぐ、八郎潟が車窓に見えてきます。昔、農業用に干拓した湖の地域ですが、田んぼがひろがっているだけで良く見えません。
東能代で進行方向が変わるのでシートを回転しました。ここからは外国でも有名な絶景路線・JR五能線に入ります。
能代駅をすぎて20分ほどすると、本格的に海が見えてきます。
天気が悪い…。雨上がりで視界がいまいち。きれいな写真は撮れません。進行方向右側に白神山地が広がっているはずですが、こちらも雲に包まれていました…。
このあたりは高台から望む荒れ狂った日本海。これが本来の日本海と言われればそれまでですが…。
白神観光の入り口となるあきた白神やウェスパ椿山で多くの人がおりていきます。そしてこのあたりから、晴れてきました!
↑深浦あたり
海里もそうでしたが、岩肌がすごい!しかもこのあたりは海岸線近くを通るのでかなり間近に見られます。
これを見ずに「日本はろくな景色がない」とぼやく資格はないですね(笑)
↑空が青い!(この旅行中3割雨6割曇りです)
乗車して3時間ほど、鯵ヶ沢という駅からは1号車で津軽三味線の生演奏が始まります!
※当たり前のことを言いますが、本来列車でやることではありません(笑)
しかしもったいなく沿線を素通りしてしまう筆者のような人にはありがたい! 青森を感じられました!
1号車の展望スペースに人が集結します。
津軽地方の盆踊りやりんご節といった独特な演奏。乾いた音が響き渡ります。
車窓には岩木山も。一帯はリンゴ畑のようです。
津軽三味線は五所川原というところで終了。ここから終点青森までもう1時間ほどです。
13時34分、5時間(!)のロング乗車を経て、青森駅に到着。
↑北の果て。昔はここから青函連絡船で函館に渡りました。
駅の商業施設・青森食堂でまぐろ丼を頂き、今回の旅を終了させていただきます。
旅費
・青春18きっぷ 2日で4810円
・東京‐新潟 新青森‐東京 こちらは新幹線が必要 学割利用で30000円程度
・秋田 ANAクラウンプラザ秋田 素泊まり6500円
・観光列車の追加料金 840円×2
・食費諸々 7000円
計50000円ほど(新幹線が高い! 1泊2日なのに対しては高いですが、遠くまで行けた楽しい旅行でした)
とにかく観光列車が安いですね。東日本の観光列車は食事などのオプションを除けば大体追加840円で乗れます。
ほかの観光列車紹介もやろうと思うのでお楽しみに。
以上です!
今回もお立ち寄りいただきありがとうございました!