膀胱損傷について自分なりに勉強してみようと思っています。

自分のことだから、今後は先生任せにせず、出来ることは自分でもしてみようと・・・PC

 

今日は膀胱損傷についてある文献を読んで自分なりにまとめてみました。

素人のまとめなので間違っていたり、的確でない表現があるか知れませんが、勉強のための備忘録なのでお許しくださいお願い

 

『子宮全摘術後に発生した偽性腎不全によって術中膀胱損傷が発覚した2例』(産婦の進歩第74巻1号(2022年2月)より

引用)

•膀胱損傷の治療としては、外科的修復術や膀胱カテーテル留置が選択される。

•術後に膀胱損傷が診断された際は、感染尿による腹膜炎などを伴ってない場合は侵襲の少ない保存治療が選択されやすいが、治療期間は長く平均36とされる。

•膀胱修復術の方が侵襲は大きいが保存的治療よりも治療期間は短く、平均11日という報告もある。

•治療を選択する上で膀胱損傷範囲も重要であり、1㎝未満の損傷範囲であれば、膀胱前壁・後壁・頂部いずれの部位であっても保存的治療の成功率は高い

それ以上の損傷では奏功せずに開腹術による膀胱損傷術が推奨される。

•保存的治療を選択してもその大部が自然に修復されるが3-4か月経過しても瘻孔閉鎖に至らなう報告もあり、その場合には膀胱修復術を行う必要があるため注意が必要である。

膀胱損傷の範囲や部位の正確な評価を行うことが最適な治療方針決定につながるため、躊躇せず膀胱鏡検査や膀胱尿管造影検査を考慮することが肝要。

•術後に膀胱損傷を発見した場合でも、保存加療が可能で再開腹術を回避できる可能もあり、膀胱鏡検査や膀胱尿管造影検査で正確に評価することも肝要である

 

やはり損傷部位や損傷の大きさで治療を選択する必要があることが分かりましたPCキラキラ

次回、診察の時に泌尿器科の先生に聞いてみようと思いますウインクお願い